NLPのバイブル
★★★★★
NLP(Neuro-Linguistic Programming)がどのようにして創られたのかを
解き明かしたのが1975年に出版された本書である。
グリンダー&バンドラーがチョムスキーの生成文法をどのように適用
して、家族療法家のバージニア・サティアとゲシュタルト療法家の
フレデリック・パールズの言語パターンをどのように取り出しているのかが
その理論的背景まで含めて懇切丁寧に解説されている。
NLPerであれば当然読んでいる書籍であると思うが、特に日本のNLP
トレーナの中にはその存在すら知らないという人が居るのは信じられないことである。
これは、聖書を一回も読んだことが無いのに神父をやっているとか、
重要な経典を読んだことが無いのに坊主をやっているとかというレベルである。
その意味でインチキトレーナ呼ばわりされたくなければ、
本書を読んで中身をきちんと理解しておくべきであろう。