多くの先生方の実践例が載っているのですが、気になったのは
「この技は○○先生の~を利用しました」というようなものが多いことです。
どんなワークシートを使ったのかや具体的な活動の内容については
別の本(TOSS発行のものや機関紙)やホームページを参照しないと
わからないものもあります。
授業開きということについてはとても参考になりましたが、
これ1冊読んだだけではやり方がわからない、という点では、
TOSS教材の宣伝、あるいは使い方指南本という感じで残念でした。
TOSSの他の本も持っているし、ホームページでも調べていますが、
1冊の本としては不十分な気がします。
それとも、英語授業改革双書シリーズをすべて読んでいることが
前提なのでしょうか?
など、不満な点もありますが、参考になることも多かったです。
授業開きが楽しくない、と感じている方、自分の授業スタイルが
まだできあがっていないという方は、読んでおいて損はないと思います。