Pictures at Exhibition / Tocatta in C / Lark
価格: ¥2,127
Evgeny Kissin never disappoints on record: no matter how high your expectations, he always finds a way of surpassing them. This disc features the piano transcription of Mussorgsky's Pictures at an Exhibition as well as the Bach-Busoni Toccata, Adagio and Fugue in C, BWV564, plus a charming Glinka song arranged by Balakirev, and is stunning in every way. Hitherto, one of the best recordings of Mussorgsky's masterpiece was that of Ivo Pogorelich, in which the sound is sculpted with rare authority and grace. But, after a notably unfussy start, Kissin finds a more extreme kind of magic: virtuosic of course, but by turns also comic and deeply expressive; his palette of colour is astonishingly rich. It's no surprise that Busoni's arrangement of Bach's short suite should be so seldom played--with its bare octaves and awkward angularities, it's the very opposite of ingratiating--but Kissin brings it unerringly through to its final blaze of glory. And as for The Lark, just let that bonne bouche work on you. This is a lovely record. --Michael Church
キースエマーソンのピアノソロを聴きたい
★★★★☆
好きですがそれほどクラシックは聴きません。今回は、プログレのELP好き、および辻井さんのNHK特番での、キーシンの本作はすごいというコメントから、聴いてみようかというレベルでの購入です。なんでこんなんに安いのかわかりませんが、すごい演奏であることはまちがいないです。で、これをキースエマーソンがピアノソロで弾いたらどうなるのだろうかという方向に興味がわいてしまいました。まるで役立たずのコメントですいません。
ピアノの音の響きの美しさ、多彩さ。めくるめく魅了されます。
★★★★★
キーシン(ロシア、1971- )のピアノは本CDで初めて聴いたのですが、いっぺんに魅了されました。
まず、ピアノの音の響きが素晴らしい。バッハの「トッカータ、アダージョとフーガ BWV564」もいいですし、このCDのメイン・ディッシュ、ムソルグスキーの「展覧会の絵」で聴かせるピアノの多彩な響きには、ひたすら圧倒されましたね。
そして、「キーシンのここでのピアノってば、本当に凄いなあ。絶品だなあ」と感動したのは、目もくらむばかりに輝かしいピアノの響きが、ただ表面的なものにとどまらず、その美点が、音楽を深いところで捉えること、表現すること、そのためにこそ生きているってところなんです。ピアノのめくるめく多彩な響きと、音楽を十全に表現する力とが、ちょうど骨と筋肉のように、分かち難く機能している。そこが凄いなあ、素晴らしいなあと。
録音がまた、いいんですよねぇ。キーシンのピアノの輝かしさ、音の響きの美しさ、多彩さを実によくキャッチした、非常に素晴らしいものとなっています。
2001年8月4、5日の録音。ドイツのフライブルク、SWR(南西ドイツ放送)スタジオにて。
私にとっては初めてのクラシック
★★★★☆
私がはじめて買った本格的なクラシックのアルバムです。クラシックというと私にとっては、オーケストラのイメージが強く、そして私はオーケストラは好きではないのです。私はどちらかというと、少ない人数と少ない楽器でどれだけ表現できているかというところに面白さを感じる人間なのです。
そして、このキーシンの「展覧会の絵」。私はこの曲を、ELPのライブアルバムで知ったのですが、こちらもすばらしいです。ピアノのみの演奏ですが、オーケストラに匹敵する迫力。私はピアノのテクニックには全く詳しくありませんし、音符すら満足に読めません。そんな私でも、このアルバムのすばらしさははわかります。ぜひ聴いてみてください。