一歩を越える勇気
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「人に感動してもらう冒険を行い、一歩踏み出す勇気を伝える」。
人が生きていけないデス・ゾーンといわれるヒマラヤ8000メートル峰から、インターネット生中継を行い「冒険の共有」を目指す登山家・栗城史多の初の著書。
世界七大陸最高峰の単独登山や、8000メートル峰の単独・無酸素登山を通して学んだ「夢のかなえ方」「あきらめない生き方」をつづったこの本は、ビジネスマンや学生からも多くの感想が寄せられ、単なる冒険本としてではなく、人生そのものに役立つ本として支持を集めている。
栗城史多はなぜ山に登るのか、なぜ命をかけて生中継をおこなうのか、彼の思いを知りたい人、達成したいと思う目標が一つでもある人は、必読の一冊。
◎著者プロフィール
栗城史多(くりき・のぶかず)
1982年、北海道生まれ。身長162センチ、体重60キロという小柄な体。
肺活量・筋量は成人男子の平均以下という肉体にもかかわらず、山との対話を大切にしながら、3年間で6大陸の最高峰に単独登頂し、その後はヒマラヤ8000メートル峰「チョ・オユー」「マナスル」「ダウラギリ」の単独・無酸素登頂に成功。
「冒険の共有」をモットーに、インターネットでの動画生配信を行い、iPhoneやTwitter、Ustreamなどの最新の技術を駆使して、勇気や感動・そして一歩を踏み出す勇気を、世界中に伝える冒険を目指している。
また、スキー滑降にも力を入れており、2007年にはマナスル山頂からのスキー滑降に成功した。
現在は、学校や企業などでの講演活動をおこないながら、2010年・秋のエベレストへの再挑戦に向けて準備をすすめている。