1972-73にはラインバッカー作戦中であったこともありミグ撃墜が集中してある時期です。また、海軍のF-4という単一機種に絞っての解説となっているので機種別の戦果を知りたい場合に良い資料となります。
また、”TOP GUN”の訓練効果も十分に発揮されて低迷していたキルレシオを挽回したのもこの時期に当たります。
撃墜に使用された兵装が全てAIM-9で海軍のパイロットがAIM-7をほとんど使用しなかったことがよく分かります。
撃墜記録で目を引くのが、撃墜に使用した兵装の全てがAIM-9によるものであることで、これはこの時期の海軍の戦闘機パイロットの特徴の一つでもあるといえます。