◆ microSDに格納されたOSのバージョンの確認方法 ◆
microSDをRaspberry Pi 2 Model Bに挿入して、万が一起動しない場合には、
microSDカードにOSを再インストールしたり、内容を消去する前に、以下の手順で確認ください。
初期状態のまま変更していないにも関わらず、ディスクやファイルが開けない場合や、
この手順で確認したOSバージョンが一致しない場合には交換対応いたします。
(1) microSDをwindows PCに挿入する
(2) windows PCで"boot" というディスクとして認識される
(3) bootディスク内のissue.txtというテキストファイルをダブルクリックする
(4) 開いた内容に、Raspberry Pi reference 20XX-XX-XXGenerated … の箇所の年号、日付が、
microSDカードを格納しているケースに貼付のOSバージョンと一致しているかを確認する。
◆ お問い合わせの多い質問 ◆
「windowsが認識したディスク容量が少ないのですが...」
上記(2)で認識されたディスクの容量が数十Mbyteと少ないのは、Raspberry PiのOSの仕様です。
OSのインストールに不備があるわけでも、SDカードの容量が間違っているわけでもありません。
Raspberry PiのOSは、1つのディスクを複数のパーティションに分けて使うよう作られており、
かつ、Windowsが認識できるのは、そのうちの1つのパーティション(数十Mbyteしかないパーティション)のみであるためです。
複数のパーティションに分かれている様子は、Windowsでも確認できます。
コントロールパネル→管理ツール→コンピューターの管理 を開くと、
該当するリムーバブルディスクの容量およびパーティションの分割状況が確認できます。