モンハンを愛する全ての人にお勧めです。
★★★★★
豊富なイラストと詳しい説明でモンハンの世界観を深く知ることのできる「ハンター大全」シリーズですが、この「ハンター大全3」はその中でも最も密度の濃い、充実した一冊です。悪しき伝統となりかけていた誤植の多さも大幅に改善されています(今のところ私は一箇所も見つけていません)。
MH3がシリーズの中でも特に生態系の重視された作品ということもあり、モンスターの生態などは特に詳しく、感動すら覚えます。
MH3をやったことがある人もない人も、モンハンが好きであれば誰もが楽しめる内容だと思います。イラストが豊富なので、絵の勉強にも役立ちそうです。
用途を吟味する必要あり
★★★☆☆
世界編・生物編・武器編・防具編の4編で構成されており、「MH3」に纏わる情報のみです。この大全シリーズにはゲーム攻略に役立つ情報はほぼ皆無なのでお間違いないように。
世界編は各フィールドと、モガの村やロックラックの紹介がほぼ全てです。村や街の発展の様子や文化などを窺い知ることができます。
残りの3編では、モンスター(アルバトリオンのみ除く)はもちろん、武器と防具も文字通り「全種類」が紹介されています。ゲーム中では分かりにくい背面や細部のイラストまで大きく描かれているものも多数あるので、同人や趣味でモンハンのイラストを描く人には良い資料となるでしょう。モンスターについては生殖などの細かい生態の設定が記載されていますが、武器についてはゲーム中の紹介よりほんの少し多い説明があるぐらいなので、期待は禁物。防具についての説明は多めでした。
個人的に気になった点は以下の2つ
・「世界編」の手抜き加減
モンスターハンターのコアな楽しみ方の一つとして、その世界観の設定を想像することが挙げられるでしょう。MH3における各地のベースキャンプに、MHP2Gまでに登場した土地全てを含んだ「世界地図」があることをご存じである方は多いかと思います。私はこの大全で、ついにロックラックやモガの村の世界地図上の正確な位置が分かることを期待していたのですが、そのような情報は皆無でした。前述したとおり、MH3に纏わる情報のみで、今までのモンハンシリーズとの関係が一切明らかにされず。個人的にはここに一番期待していただけに、がっかりです。
・ラフ画/没設定の多用
上記の手抜きと被ってきますが、「モガの村の歴史」「ロックラックの歴史」などの紹介で、いつの時代のコンピューターグラフィックスかと思われるほど低クオリティのCG画像が多数載っていることに驚きを隠せませんでした。ゲーム内のようなちゃんとしたCGで作るか、イラストでも良かったと思うのですが。
また、生物編のところでは恐らくゲーム制作段階でボツになったであろうMH3登場モンスターの類似品が多数紹介されていますが、あからさまに似ているため、今までの大全シリーズで紹介されたモンスターを見たときのように「これから新作に登場するかも?!」と期待を抱くことはなく、「あぁ、採用されなくて可哀そうに」とマイナスなイメージを抱いてしまいました。
まとめますと、モンスター・武器・防具のイラストを描きたい方、及びこれらの設定を同人小説などに活かしたい方にはお薦めできますが、それ以外の目的の方は、購入をよく検討された方がよろしいかと思います。個人的には最も期待していた世界編の内容に納得いかなかったため、★3とさせて頂きます。
今から年末が楽しみ
★★★★★
私は、モンスターハンタートライを買いませんでした、Wii以外の他機種でも、販売噂が有り、今回はトライの購入を見送りました、しかしトライの様々な新要素は気になっていました、更に噂のMHP3にトライの要素が多少?
加味されるとの噂ですね。大変参考になるし、今まで見た事の無いモンスターや武具、そしてその世界観たるや感動的であります。
末発売予定のMHP3が、更に待ちどうしくなる一冊だと思いますよ!