「あまのじゃく」に考える
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「声の大きい人」にだまされてはいけない。
みんなが「正しい」と言うことは、一度疑ってみる――
ひねくれ者でも、嫌われ者でもない、
“知的なあまのじゃく”こそが、今一番必要な人たちだ。
言葉で「考え方ひとつ」というのは簡単だが、
実際にはどう考えればよいのか。
そもそも考えるとは何か。
「これからの生き方を、どう思考するか」のヒントを示す。
◎今、ぼくたちに必要なのは「問いを立てる力」
◎「こうすれば、ああなる思考」から離れる
◎身のまわりに「アンダーライン」を引き続けよう
◎自分の頭で「誰も考えたことのないようなこと」を考えるには
◎“自虐”は高度な頭の使い方である
◎自分の“限界”を知ることでわかること
◎満ち足りている人、いつも欠落を抱えている人
◎一人の“職人”として働く
◎ぼくたちが本当に考えていくべき「生存戦略」とは
……etc.
■目次
・1 「自力で考えない人」は、生きていないも同然
人間は間違え、そして、考える動物である
(何でも「二者択一」にしてしまう誤りなぜ、いつも期待とは逆の結果になるのか ほか)
・2 これからどうなるのか?
「働くこと」と「生きること」―「拡大」と「成長」で、複雑な問題は解決するのか
(幸福になるためのものには値札がついていない富は増やさなければならないものか ほか)
・3 頼りになる知性、ならない知性
本を読むと、見えてくるもの
(自分の“限界”を知ることでわかること読むべき本は一瞬で見分ける ほか)
・4 「正義」よりも信ずるに足ることはあるか
「根っからの善人」も「生まれながらの悪人」もいない
(「善人」を演じ続ける人「正義」はなぜ、ときに暴走するのか ほか)
・5 「人と違うこと」を考えるのではなく、「人と違うよう」に考える
誰もが「異物」を抱えながら生きていく
(「強い現実」「弱い現実」ありえないシナリオ ほか)
■著者 平川 克美