漸進する大人の勉強法
価格： ￥0
カテゴリ： Kindle版
本書では本気で勉強をしたい社会人の方に向けて、勉強法ご紹介しています。
忙しい方が勉強して知識を身につけていくのに、簡単な方法はありません。少し泥臭いですが、確実に前にすすむために、私が実践している方法をお伝えします。
本書でお話しする主な内容は以下の三つです。
============================================================
１ 目標をマイルストーンに分割して、課題を設定する
２ スキマ時間を見つける
３ スキマ時間でゾーンに入る
============================================================
どれも概念的な話になりすぎないようにし、なるべく具体的で、すぐに実行できる方法ばかりをご紹介しました。また、広く普及している便利なスマートフォンやタブレットの使い方も数多くご紹介しています。
忙しい中でも読めるよう、コンパクトな内容に仕上げています。ぜひ、手に取ってみてください。
============================================================
《本書より抜粋》
マイルストーンまでの課題設定は、その日にする
マイルストーンを作ったろころで、手当たり次第に進んで行くのは、勢いがあって
大変良いと思うのですが、無計画に進めても上手くいきません。マイルストーンは
あくまで到達点であり、そこまでに至る道のりとは違います。さらに一歩ずつ進む
ためには、１日でこなせる課題まで落とし込む必要があります。かといって、
年間計画を立てて、今月はこれ、来月はこれ、と計画しても、まず達成できません。
計画するだけ無駄です。なぜなら、勉強を進めていくうちに、自分にとって必要な
課題は次々に変わるからです。たとえば、英会話のフレーズ集を勉強していると
「自分には、単語力が圧倒的に不足している」や、「簡単な会話を反復して身に
つけることが必要な時期だ」という感じで、マイルストーンの達成までに必要な
ことは変わっていくのが普通です。特に社会人ともなると、自分の実力が不足し
ている箇所に敏感になりますので、無垢な中高生のように長期計画は立てられなく
なるのです。
その日する勉強の計画は、その日に立てましょう。たとえ昨日の自分であっても、
指示されて勉強するのは気分が良いものではありません。気分でやりたいこと
なんて変わります。暗記物をしたい日もあるでしょうし、じっくり頭で考えたい
日もあるでしょう。ひたすら練習問題をしたい日もあるかもしれません。
その日によってやりたいことが変わるのであれば、机に座ったときに、三十秒で
計画を立てれば良いのです。そのために私は、机に何も書いていない紙を一枚
机の上に置いて、マイルストーンの達成に、「今」何をしなければいけないか
を書いています。「紙に今からすることを書く」というのは、意外に効果が
あります。ただ、目の前に今していることを書いてあるのですが、脱線した
時に容易に戻してくれる効果があります。また、さらに次にすることを下に
書いておけば、いまの勉強が終わっても、スムースに次の勉強へ移行できます。
そんな無計画に勉強して行って大丈夫だろうか、と心配になる必要はありません。
・・・
============================================================
もくじ
はじめに
第一章 目標をマイルストーンに分割して、課題を設定する
勉強がしたい！
目標に向けたマイルストーンを置く
マイルストーンまでの課題設定は、その日にする
目標設定と課題設定の例 オトナの ＴＯＥＩＣ 対策
第二章 スキマ時間をつくる
社会人は勉強する時間がない！
固定無駄時間を削ってスキマ時間を作る
スキマ時間でできることは増やせる
スキマ時間を作るポイント 「どこでも書斎」
「どこでも書斎」をつくる
１ タブレットは本より便利
２ Evernoteを使い倒す
必要なところには、お金をかける
分厚い参考書をペットのようにかわいがる
はじめの一歩は環境整備
第三章 スキマ時間でゾーンに入る
作業興奮からゾーンに入る
テディベアに話しかける
目次から全体を俯瞰する
勉強向けのスマホアプリに期待してはいけない
ゾーンに入るＢＧＭを選ぶ
実例
ためしに簿記をとってみた
目標を設定して課題を分割する
スキマ時間を作る
スキマ時間に集中する
おわりに
============================================================
《著者略歴》
たっく
リサーチャー
1978年生まれ、富山県出身。
趣味は、片づけとプログラミング。
身の回りから少し学問的なことまで、簡単なことを さらに簡単に伝える独自の解説で人気を博している。
2015年から本格的にKindle作家としての活動を開始し、 『必要十分生活』がベストセラーとなっている。
主な著作に
『必要十分生活』
『プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門』
など。
忙しい方が勉強して知識を身につけていくのに、簡単な方法はありません。少し泥臭いですが、確実に前にすすむために、私が実践している方法をお伝えします。
本書でお話しする主な内容は以下の三つです。
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１ 目標をマイルストーンに分割して、課題を設定する
２ スキマ時間を見つける
３ スキマ時間でゾーンに入る
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どれも概念的な話になりすぎないようにし、なるべく具体的で、すぐに実行できる方法ばかりをご紹介しました。また、広く普及している便利なスマートフォンやタブレットの使い方も数多くご紹介しています。
忙しい中でも読めるよう、コンパクトな内容に仕上げています。ぜひ、手に取ってみてください。
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《本書より抜粋》
マイルストーンまでの課題設定は、その日にする
マイルストーンを作ったろころで、手当たり次第に進んで行くのは、勢いがあって
大変良いと思うのですが、無計画に進めても上手くいきません。マイルストーンは
あくまで到達点であり、そこまでに至る道のりとは違います。さらに一歩ずつ進む
ためには、１日でこなせる課題まで落とし込む必要があります。かといって、
年間計画を立てて、今月はこれ、来月はこれ、と計画しても、まず達成できません。
計画するだけ無駄です。なぜなら、勉強を進めていくうちに、自分にとって必要な
課題は次々に変わるからです。たとえば、英会話のフレーズ集を勉強していると
「自分には、単語力が圧倒的に不足している」や、「簡単な会話を反復して身に
つけることが必要な時期だ」という感じで、マイルストーンの達成までに必要な
ことは変わっていくのが普通です。特に社会人ともなると、自分の実力が不足し
ている箇所に敏感になりますので、無垢な中高生のように長期計画は立てられなく
なるのです。
その日する勉強の計画は、その日に立てましょう。たとえ昨日の自分であっても、
指示されて勉強するのは気分が良いものではありません。気分でやりたいこと
なんて変わります。暗記物をしたい日もあるでしょうし、じっくり頭で考えたい
日もあるでしょう。ひたすら練習問題をしたい日もあるかもしれません。
その日によってやりたいことが変わるのであれば、机に座ったときに、三十秒で
計画を立てれば良いのです。そのために私は、机に何も書いていない紙を一枚
机の上に置いて、マイルストーンの達成に、「今」何をしなければいけないか
を書いています。「紙に今からすることを書く」というのは、意外に効果が
あります。ただ、目の前に今していることを書いてあるのですが、脱線した
時に容易に戻してくれる効果があります。また、さらに次にすることを下に
書いておけば、いまの勉強が終わっても、スムースに次の勉強へ移行できます。
そんな無計画に勉強して行って大丈夫だろうか、と心配になる必要はありません。
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もくじ
はじめに
第一章 目標をマイルストーンに分割して、課題を設定する
勉強がしたい！
目標に向けたマイルストーンを置く
マイルストーンまでの課題設定は、その日にする
目標設定と課題設定の例 オトナの ＴＯＥＩＣ 対策
第二章 スキマ時間をつくる
社会人は勉強する時間がない！
固定無駄時間を削ってスキマ時間を作る
スキマ時間でできることは増やせる
スキマ時間を作るポイント 「どこでも書斎」
「どこでも書斎」をつくる
１ タブレットは本より便利
２ Evernoteを使い倒す
必要なところには、お金をかける
分厚い参考書をペットのようにかわいがる
はじめの一歩は環境整備
第三章 スキマ時間でゾーンに入る
作業興奮からゾーンに入る
テディベアに話しかける
目次から全体を俯瞰する
勉強向けのスマホアプリに期待してはいけない
ゾーンに入るＢＧＭを選ぶ
実例
ためしに簿記をとってみた
目標を設定して課題を分割する
スキマ時間を作る
スキマ時間に集中する
おわりに
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《著者略歴》
たっく
リサーチャー
1978年生まれ、富山県出身。
趣味は、片づけとプログラミング。
身の回りから少し学問的なことまで、簡単なことを さらに簡単に伝える独自の解説で人気を博している。
2015年から本格的にKindle作家としての活動を開始し、 『必要十分生活』がベストセラーとなっている。
主な著作に
『必要十分生活』
『プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門』
など。