真実かも知れない!納得してしまった。
★★★★★
「歴史と社会の裏舞台、権力の構造が読み解かれている」と説得させられます。
この本を読むと、多角的な視点と大量の資料、事実の積み重ね、鋭い推理力、参考文献の数々に、信頼を寄せるようになります。
あるラジオ番組で、天文学者が「私たちは、宇宙を研究した結果を、次の世代に橋渡しするための存在です」と話されていたのを思い出す。
僕らは、この本を読んで、世界を変えることはできないかも知れない。
しかし、我々の人類の未来を拓く糸口と方向性が、次の世代に受け継がれるかも知れない。
アメリカは、西部開拓時代の騎兵隊のように、先住民族インディアンの世界を駆逐してしまったように、第一次世界大戦以降、世界の覇権国家として肥大化してしまった。
ザ・ブルーハーツの歌「青空」に、日本の精神的な戸惑いを重ね合わせるのは、僕だけだろうか?
今、13億人の巨大な未開拓部分を内在する中国に、その覇権を譲り渡そうとしている。
現状の産業製品で発展が続けば、地球環境の破滅的な状況を予測して、支配者階級が、地下都市か、火星への移住について述べられているのに、荒唐無稽なSF小説のように思えなくなっている現実的な要素が感じられる。
テレビや新聞の報道では見えてこない驚愕の世界が、ここにある。
訳者のあとがきは不必要
★★☆☆☆
上巻が大変おもしろかったので期待して読んだが、だんだんとグダグダな感じに…。
つまらなくなってきたなと思いながらもとりあえず読み終えた。
上中下仕立てだったら間違いなく、下巻は買わないだろうな〜。
ハードカバーの文庫版ならばいらない部分を切って焼き直した方がいいかも。
そんなモヤモヤした気分の中、あとがきを読んだら
余計になんとも言えない気分が込み上げてきた。
訳者の驕った意見など聞いてないよ、と。
本編以外は読まないことをお勧めします。
歴史を省みれば、暴かれた真実が腑に落ちるのでは
★★★★★
有史以来、人類は戦争(国家テロ)無しには生きていません。現在もアフガニスタン、イラク、イスラエル、パレスチナ、スリランカ、東ティモール等の国々で戦争(国家テロ)やテロが噴出しています。
万物の商品化に成功した資本主義社会とは正に弱肉強食の世界であり、真珠湾しかり9・11しかり、戦争はその裏で儲かる国際金融家や軍需産業・石油産業の思惑等々で巧みに仕組まれています。
マスコミも含めてそれらのプレイヤーは集約すれば、ロスチャイルド家やロックフェラー家等々の一部のコントローラーズが構成し、世の中の大きな流れを巧みに操作していると考えるのは自然なことではないでしょうか。
人の欲に限りは無く、お金を持てば持つほどにその欲が深くなるのはある意味当然の帰結ですし、有名グローバル企業の持ち株主や役員構成を調べれば、また、ダボス会議と違いマスコミで取り上げられないコントローラーズの会議である「ビルダバーグ」や「3極委員会」(これには日本人も参加)を考慮すれば、アメリカの副島孝彦氏足るヴィクター・ソーン氏の本書の内容は十分真実足りえると理解できると思います。
米国の中央銀行足る連邦準備銀行は私企業であり、紙幣を発行する度に政府が彼らに金利を支払いその持ち株主の裏の支配者であるロックフェラー等のコントローラーズに資金がじゃぶじゃぶと流れ込むのはれっきとした事実です。
副島氏は解説で、日本の上層国民500万人が本書から多くのことを学ぶことを期待すると述べていますが、より多くの日本人が真実を知り、家庭と生活で手一杯な一方で、各自が出来る範囲で何かを行動することが大切だと思います。
2年前に購入しやっと読み終えましたが、多くの方に世の中の真実を知る良書としてお薦めいたします。
すんげえ!
★★★★★
すんげえ衝撃的な話ばかり!目から鱗とはこのこと!
洗脳から解くにはこの本必読!
陰謀論
★☆☆☆☆
国際資本は共通の利益を必ずしも有していないし、著者のいう結社も共通の利益を有しているとは言い難い。
この本は世の中にいる力を持った者や結社を寄せ集めて、まるで彼らが世の中を支配しているかのように書くが、確かに彼らが力を合わせれば可能なのかもしれないが、実際彼らが共通の利益と意思を持っているとは考えがたいし、陰謀論としか思えない。