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The Art of Writing Reasonable Organic Reaction Mechanisms

価格: ¥5,862
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Springer
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自分の手を使って紙の上で構造を書きながら練習する事をお勧め ★★★★★
反応メカニズムを理解する為に、電子の矢印を使って解説する事に徹しています。各章は、反応の種類毎に分類されていて、その中身は、基礎から応用に至るまで、充実しています。ただし、応用問題と言うのは、実際に天然物合成で用いられている難解なもの、普通では考え付かないようなカスケード反応まで含むので、これを一つ一つ真面目に解法する事を考えると、かなりの時間を要すと思います。最初から全ての問題に対応するのは大変なので、各章の簡単な問題から取り組むのが良いかもしれません。単なる読み物ではなく、実際に手を動かして紙の上で書きながら練習すれば、力がつくと思います。文献は一切ないので、実際の合成に使う事はあまり考えない方が良いです。
アートと呼ぶに相応しいテキスト ★★★★★
表題にある通り、有機反応を電子の流れで示しており、アートと
呼ぶに相応しい内容である。各章は、酸・塩基条件でのPolar反応、
ペリサイクリック反応、ラジカル反応、遷移金属反応に分かれて
おり、基本的な反応から応用に至るまで適切な解説がされている。
内容が充実している割に300ページとコンパクトにまとめている

ので、読み物としても大変良い。適時、演習問題が入っており、
ネットで落とせる解答集も200ページと非常に充実していて、
これをしっかり学習すれば、有機合成に対して幅広い知識
が身につくはずである。文献は一切ないので、実戦向きではない。
飽くまで、メカニズムと電子論を理解する上での教科書として
割り切って使う必要がある。

索引の充実を。 ★★★☆☆
 基本的な反応機構について詳細に矢印が書かれており、反応がいかにして進行するのか深く理解することができる。また、遷移金属の反応についても触れられており、文献を読み進める上で心強い。

 本書の構成は反応条件で章立てられており、酸性条件や塩基性条件などでまとめられている。しかしながら、残念なことに索引はあまり充実していないので、目的の反応機構をぱっと調べることはできない。本書を使いながら探したものリストを作成し、オリジナルの索引を作っていくと良いだろう。また、リファレンスが挙げられていないので、元の文献を引くことはできない。

 その上で、本書はよくまとめられた本であって、反応機構を考える上で手助けになるだろうと思う。

間違いなく買いでしょう。 ★★★★★
 ・学部レベルの教科書に載っている反応から、遷移金属触媒を用いた反応までコンパクトにまとめられている。
 ・多数の演習問題があり、これを解く事で理解が深まる。 
 有名な化学論文誌のBookレビューで絶賛されているだけあって、非の打ち所が無い本ではないかと思います。

 欠点をしいて挙げるなら、立体化学についてほとんど触れられていないこと、レファレンスが無い事ぐらいでしょうか。
 

the art of writing reasonable organic reaction mecanisms ★★★★☆
私は私大から、国立の有機系の大学院に行きます。私大と国立大の両方の先生がお勧めしていたのがこの本でした。先生(私大の)言うには「この本を完全に理解すればかなりの力がつく」とのことです。面白いことに大学院でM1の輪読はこの本らしいです。とにかく今一生懸命よんでいます。ぶあつい本でもなく簡潔にまとまっている割にはレベルの高いことが書いてあるので時間のない人、短期間で一通り有機化学を理解したい人にはおすすめの一冊です。買って損はしないです、ぜひ読んでみてください