前作と同じ、文章とカリグラフィーによる構成ですが、この本は一体何の本でしょう?と言うのが最初の感想でした。
天使にあわせてレシピを構成しているようなんですが、つながりが解らなくてバラバラ配列のような感じです。
エッセイも素敵なんですが、レシピとは関係ないような、、、。
カリグラフィーも素敵なんですが、~~ともするとカリグラフィー本?と思わせる位、カリグラフィーが目立っています。エッセイにあわせて書いたようなんですが、主張し過ぎているような、、、。
この本で「ニイツテルミ」さんの人柄が解り、それはそれで良い事なんですが、レシピ本として購入した私は肩すかしです。
レシピもあえてこんな物はいらないでしょう、といった物もあり(冷や奴とか~~)実際使えた物は数えるほどでした。
これであのお値段はないでしょう?とがっかりの本。
前作みたいな本でしたら、大歓迎だったのですが、、、。今度はもう少しまとまりのある本を期待します。エッセイならエッセイ、カリグラフィーならカリグラフィー、分けた方が良いと思います。~