ひたむきであっても願いを果たせない。せつないが美しい
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メロディーも素晴らしすぎるほど素晴らしく、大好きな曲ですが、ここではみなさん同様、歌詞について語らせてください。この歌が人々の共感を呼ぶのは、高校生たちの若者らしいひたむきさと純粋さあってのことです。でも、悲しいかな、純粋さやひたむきさ(≒美)が強さや勝利と必ずしもイコールにならないことも、世の中の人々は痛いほど知っています。
しかし、単なる勝利や強さを賞賛しないこの曲が、敗北者へのはなむけだとすれば、ここまでの支持は当然受けなかったでしょう。日本人的と言えばそれまでかもしれません。けれど、本当の勝利とは何か。我々の心に感動を呼び起こすことが”勝利”ならば、君らもまた勝者だったのだ。そうこの歌が伝えてくるからこそ、いつまでも我々の心の琴線を揺さぶるのだと思われます。
美辞麗句の限りを尽くせたとしても、この歌の素晴らしさはどうにも表現しきれません。阿久悠さんの偉大さ、素晴らしさをしみじみと感じながら、今もこの曲を聞いています。
スポーツは歓喜・汗・涙のみが美学だった時代
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清水東、帝京、韮崎、藤枝東、武南、静岡学園、浦和東、四中工、習志野、八千代、広島工、島原商、暁星、旭、室蘭大谷、愛知、刈谷、京都商、大淀、北陽、五戸、新潟工…etc.国立競技場は開閉会式と決勝戦のみの頃、国立を目指し各他会場での激戦を思い出す。各都道府県の予選からも見逃せなかった。懐古ガチ最強〜〜。
スポーツの魅力は「勝利の栄冠」のみにあらず
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私はアニメ「そらのおとしもの」第7話エンディング曲「ふり向くな君は美しい」について
調べているうちに本CDにたどり着き、購入いたしました。
勝利を歌いがちなスポーツ関係の歌の中にあって
この歌は、敗者への心温まるメッセージを歌っている点が印象的でした。
聞いていると、何だか勇気づけられていくのを感じます。
私はこの歌に出会えて、本当に良かったです。
人生の応援歌
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初めて聴いたのは10代の頃で、サッカーファンでもないわたしが何故この歌に惹かれるのかは、わたしは、気ままが好きな人なので、部活はやっていませでしたが、多くのものを犠牲にして、汗にまみれて努力しつづけていても、勝ち負けが決まってしまうのがスポーツの醍醐味でもあり、また残酷さでもあると思います。
阿久悠作詞・三木たかし作曲のこの歌は、若い人だけでなく、もうとうに青春を過ぎ去った人でも、「心の中に情熱をもってひたむきに生きろ、たった一度の人生を」というメッセージを感じました。そして、本当は青春はいくつになっても、寝食を忘れるくらい情熱をかたむけられるものを見つけられるものであり、それが見つかったら、あとは重い腰をあげて実現へと行動を起こす。人間の可能性は無限だというのは、本当だと思います。ただ、映画やドラマやコミックなどではないので、夢の実現が難しくても、そして、一時成功したとしても、その後には、また、いくつもの挫折と困難が待ち受けているものです。くじけそうになっても、生きることをあきらめてはいけない。ホント!励まされる歌です。
戦いに敗れても君は美しい。
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僕は元高校球児ですが、この歌を聴くとジーンときてしまいます。
敗れた者にスポットライトを当てるこの精神に感服です。
競技こそ違えど、やはりスポーツは素晴らしいですね!