従来までの真・三国無双シリーズに新たなシステムが加わり、よりアクション性が高まった作品だったと思います。数多くのシステムが作られ（弾き返し，空中チャージ，他）、バトルスタイルも充実しました。ただ、私が気になったことを以下に挙げます。

メリット
1．玉アイテムが登場したことで、追加ダメージ（状態効果）が期待できます。今作では、全てのキャラクターで、それぞれ使ってみたい属性を選べるようになりました。（100％発動ではありません）
2．妖術，虎戦車などの登場で、戦況の変化が見られたのが面白かったです。敵をおびき寄せて、策にはめるステージもあります。
3．辞典機能の充実（三国志の正史が分かりやすく書かれています。武器も検索しやすくなりました。）
4．無双モードの進め方によっては、分岐シナリオ（作中では外伝）が登場するようになりました。


デメリット
1．武器システムが、レベル制に変わりました。ユニーク武器（Lv.10）を取得するためには、Lv.9まで成長させた武器を所持した上で条件を満たす必要があります。武器レベルを上げるには、ステージ内の敵武将を数多く倒す必要があり、これが作業に感じてしまったことです。（40人前後の武将がいるわけですから…）これについては、前作のシステムを継いで欲しかったと思います…。
2．拠点からの敵が少ないように思います。前作と比較します。前作で、拠点から20〜30人の兵士が群がっていたことを考えると、今作は5〜10人位…。撃破数は、武勲に影響するため、稼ぎにくくなったように思います。
3．炎の追加ダメージが少ないこと，有名武将に弓が当てにくくなったことなど
4．玉璽争奪戦の作業感（敵武将を全部倒しても終わりません。ひたすら箱を壊して玉璽を探すステージです。これが面倒…）

総評
前作を遊んだことがある人はともかく、初めて遊ばれる方は、まず前作から始めてみることをお勧めします。基本的な操作の流れは、一緒なんですが、敵を倒したときの爽快感は、前作が上を行くと思います。

戦国全部とオロチと再臨と三國4エンパをプレイ済みの者です。
三國無双は戦国無双に比べて爽快感があると、こちらのレビューで何回か見たので、中古で安く購入してみましたが…
これのどこが爽快感!?というのが正直な感想です。
雑魚兵が強すぎます。
武将並みにかっこつけて前後左右から攻撃してくるのが邪魔で、まともに武将とやり合えません。
武将に攻撃をあてた時にできた隙を見計らい「そら、かかれ!」と言わんばかりにダッシュ攻撃してくるのにもイラッ…。
無双くらわしても、一瞬吹っ飛ぶだけで死なずに戻ってくるし。
リアルな戦場といえばそれまでですが、無双にそんなのは求めてないんですがね。
難解なミッションはあるけど、戦国無双のほうが爽快感は上のような気がします。
むしろ、ただ淡々と敵を倒すだけの三國より、達成感のある戦国のほうが楽しいかも。
2003年のゲームなんて、こんなもんなんですかね?
気が長く、またキャラや三国志に愛がないとできない作品でしょう。

ステージ数、武将の数と長く遊べるゲームです。
ＰＳ２としては十分なグラフィックでストーリーも概ね原作に習っているので三国志ファンは十分楽しめると思います。
ただ、分岐ステージ、Lv10の武器獲得などは攻略法が必須です。
味方が全く頼りにならないので孤軍奮闘で正に三国無双を味わえるゲームだと思います。
途中セーブも出来るのでちょっとした暇つぶしに最適です。

このゲームがつまらないのは、ザコの横槍でこちらの攻撃がたびたび止まること、チャージ攻撃にロックがかかっていることの２点を包括していることにあると思います。仮に、ザコの手数は多いが、チャージロックが無い。あるいはザコの手数は少ないがチャージロックがある、のどちらかならまだこのゲームに対する評価は変わっていたかもしれません。敵に突かれる隙を与えないために、通常攻撃を隙が出来ない回数分でひたすら叩いていくことになり、敵の防御も高いので爽快感なんて全くありません。無双をやりたい人は２か４をお勧めします。

面白いと思いますが、雑魚兵が難易度易しいでも強い。プレイヤー武将が浮かされやすい。一騎打ちはいいと思いますが、雑魚兵が強くなった為爽快感はなくなりました