じつは布袋も町田も共通しているんじゃないか。だいたい鉄拳騒動が起きたあと布袋は海外に休暇、すぐDVDが発売されて、世間に知れたのが発売後1ヶ月後。なんかこの作品、ダーティーなイメージのうえにイカ臭ぁい作為を感じてしまう。いずれこのふたりでドサまわりツアーやるんでしょ。マジに見て損したぁ。

いまになって、このDV見たり『ALL TIME SUPER BEST』(“Song For ア〜ッ!ス”)聞き返してみると、布袋さんはずいぶん自分の好きな音楽を趣味でやってるようにみえて、本心は減ったファンなんかどーでもいいから違うところにあったようですね。…なんか、気にいらないと『vs』でつぎつぎ、鉄拳ロック、になりそうで。それにしても発売10日以上前にもめて、そのまま出しちゃう布袋さんは凄いですね。

若手の外人ミュージシャンのなかでは、ベースのルーベン・ロジャーズ、ピアノのサイモン・ヘイルが光る。ドラムスもジャズ系の人とか。『ミラーボール』はいらないから、これで代表曲『ロシアン・ルーレット』『サーカス』も入ってれば完璧、言うことなし。

お客さんよりミュージシャンのほうが多そうな、こういうステージも、たまにはいいと思う。『スリル』と『LONELY★WILD』も、こうもまじめに演奏されると笑える。『MIRROR BALL〜奇蹟の光』は破壊的な歌声で怖い。まったく同じ内容でCDとDVD出してるけど、最近のシステムでは結局DVDのほうが音がいいというのも不思議。

『このライブも、“SUPER SOUL SESSIONS”も、いままでとずいぶんステージの感じがちがうんですが?』…好きなことやりたいからそうなっただけです。
『ついていけないファンもいるんじゃないですか?』…そうかもね。でも長くファンやってれば良さがわかるよ。
『アニメ主題歌みたいな曲もふえてきた気がしますが?』…J-POPだからそういうの目立つかもね。でも本格ロックもシリアスな曲も、書いて入れてるつもりだけど。
『買って失敗した、と思ったら、あきらめるしかないんですか?』…そうだね。J-POPみんなそうじゃない?。