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チェンジリング [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ジェネオン・ユニバーサル
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クリント・イーストウッドは大した映画人 ★★★★★
クリント・イーストウッドは大した映画人だ。
彼の手がける作品はどれもズシリと心に響いてくる。
この作品も序盤からグイグイ物語に引き込まれ、
その重すぎるストーリー展開に打ちのめされながらも
あっと言う間にエンディングを迎える。
また悪役警部役のジェフリー・ドノヴァンがいい味を
出して怪演してた。今後が楽しみな俳優である。
(原田泰造にそっくりだけど。)
これは最高の映画。 ★★★★★
完成度が高く、ただただ素晴らしい映画。
見ていて引き込まれ、一緒になってハラハラ、ドキドキしてしまう、これこそが映画の醍醐味なのではないだろうか??
ここまで完成度が高いのは、監督の手法?女優俳優陣の演技?それとも実話をもとにしたという斬新な内容のおかげ??
きっとそのどれもが絶妙なバランスで絡み合ったからこその出来なのだろう。

映画というのは、意外に傑作というのは少ない。と最近つくづく思う。
それほど良い作品を作ると言うのは難しいのかもしれないが。

これは内容的には、決して楽しい気分になれるものではないが、もう一度見たいと思えるそんな映画だ。
心が弱い人にはお勧めしません。少し衝撃的な話も含まれているから。
また、映画を見たならこの話のもとになった事件をネットで調べてみると良いだろう。
さらに衝撃を受ける・・・かもしれない。

希望は誰にも奪えない ★★★★★
この映画は、時代背景が強く影響しています。
また、変動要素が沢山あり映画が苦手な方でも観やすくなっていると思います。

この時代のLAは、権力の差があまりに酷かった。民間人が平等に反対するなんてことは有り得ない。物語が繰り広げられるうちに、この様な事実があかされていきます。

終盤では、意外な容疑者の人間的な感情や過去(自分も穴に埋められた被害者と発言したり)に今の世の中を感じたり、逃げきった子供の行動に愛を感じたり、事件に関わる裁判が終了してからも様々な真実が見えてきます。

信念とは何でできているのだろうか。
そこには、例え小さくても必ず希望があるのだと思います。

傑作。(置きかえっ子) ★★★★★
こんなことが事実あったのか。
主人公が精神病院に無造作に入れられる。
精神障害者としてレッテルを張られたらどのような論理で医療機関で扱われるのか。
恐いの一言。

電気痙攣療法もきちんと懲罰として登場。
現在の、精神科入門書では、電気痙攣療法はなんの断りもなく治療の選択肢の一つとして紹介されている。
この映画をみると、だれもがそう簡単に電気痙攣療法を治療の一つとして簡単にとらえることは無くなるだろう。
また、精神障害者としていったん扱われると独特の論理で無限地獄に陥ることを知るであろう。
悲しいが、すごい母親の生き方を私たちは知らされる。
さすがイーストウッドの作品である。
重厚ですばらしい社会派映画 ★★★★★
1920年代のアメリカを警察権力の腐敗・精神病・フェミニズム・マスメディアなど様々な観点から切り取った非常に重くすばらしい映画だと感じました。


突然ですが皆さんは「ヒステリー」の語源をご存知でしょうか?

ヒステリーの語源はhystera(子宮)です。語源からもわかるようにこの病は子宮の異常で発症する女性特有の精神病と昔は考えられていたそうです。そのため精神異常と診断された女性の子宮を全摘出する治療法などもあったそうです。

「女は理性的な話が出来ない。感情でしか動けない。」

本作でも主人公クリスティンの訴えをまともに取り合ってくれないロス警察の警部の態度などに、そのような女性蔑視や、まともじゃない精神病の判断基準が見て取れます。女性ばかりが集められた精神病院で医者が女性たちに要求するのは「言うことを聞け。おとなしくしていろ。」ということのみ。
このような状況がフェミニズム運動によって、現在の状況へと変わっていったことを思うとその努力は計り知れません。

また、新聞やラジオが普及し始めた当時においてすでにメディアが警察の捜査の方針や世論を動かすほどの大きな力を持っていたことは非常に興味深いです。

本作はそのような当時の世相を名匠クリント・イーストウッドと名女優アンジェリーナ・ジョリーたちの作り上げた世界で感じさせてくれるすばらしい映画です。
「本作は実話を基にしています。」という冒頭のテロップが終始これでもかと観ている私たちにのしかかって来ます。子を想う母親の信念が社会を動かしていく様子をぜひご覧になってください!