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贖罪 (ミステリ・フロンティア)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京創元社
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湊 かなえさんの作品の中で、初めて面白いと思った ★★★☆☆
湊 かなえさんの作品は、「告白」「少女」「Nのために」を読んでいるが、どれも、期待に裏切られつつ、有名なので読み続けていた。贖罪は初めて面白いと思った作品だ。ミステリーとしての仕立ても悪くなかった。ただ、無理があると思うのは、犯人の殺害方法。憎しみのあまり殺す、という行動までは理解できるとしても、もともと嗜好の無い人が、幼い少女を犯すだろうか・・・それは、あり得ないと思う。
「告白再び!」とはいかなかったが悪くはない ★★★☆☆
「告白」をそっくりそのままひっくり返したプロットなので目新しさは無い。

(1)大オチが無い
(2)伏線の回収が早過ぎる

の2点で「告白」より数段落ちるしプロットにおけるテクニカル面での不安定さを露呈してしまいましたが、いやいや充分面白いですよ。

かといってマンネリ化している感は否めないし、それは作者も充分自覚していたんでしょう。
しかし、この後に続く「Nのために」を読む限り、本作で著者が独白形式の限界を感じてしまったんだとしたら勿体ないなぁと。
あと2,3作は粘らないと!
苦手だと感じた理由 ★★★☆☆
はじめ、買ったことを後悔しかけました。事件内容が少女への性的犯行も含まれていた為、女性としてはどこか気持ち悪さを感じたからです。単なる殺傷事件であってほしかった…という反面、それではこの作品が成り立たないんですよね。 「告白」は、秘密を追い求めるような探求心で読み進めたが、「贖罪」は胸につかえたドロドロを早く消したいような感覚で読み進めました。 結果、読み終えてみると気持ち悪さは緩和。どこかで読んだような事件ながらも、書き方次第で3割増、嫌悪感を抱いてしまったようです。w それでも家族(特に父w)へ読み終わったからどうぞ。と手渡すのは、気が引けます。 個人的に苦手な内容というだけで、十分楽しめると思います。
被害の連鎖 ★★★★☆
登場人物達は、とある田舎で起きた少女殺人事件の目撃者(少女4人)と殺された少女の母親
同級生の少女の死体を発見した少女達は、その事件を契機に人生が少しずつ狂い出す
しかも、事件が起きて数年後に、殺された少女の母親がはなった一言が更に追い討ちを掛ける

登場人物の手記、独白といった形式で構成されている
対話を拒否するようなこの構成が、「贖罪」というテーマと上手くマッチしている
完成されたひとつの世界が、見事に構成されている
しかし、その分こじんまりと纏まってしまている気も・・・
『告白』を読んだ方にお薦めします ★★★★☆
『告白』は、お読みになりましたか?
贖罪とは、お金を出して罪を許してもらうこと
ですが、本書『贖罪』は、お金以外の方法で
罪をつぐなう物語です。
前者は男性タイプで、後者は女性タイプの快感
があります。湊かなえの2冊目ならこれを
お薦めします。