数々のアニメ・ソングなどを手掛けてきたユニットによる3枚目のアルバム。KISHOWの力強い歌唱とe-ZUKAのテクニカルなプレイを活かしたハード・ロック・サウンドが持ち味。付属DVDには、2009年7月11日の東京・日比谷野外大音楽堂公演のダイジェスト映像を収録。(京)(CDジャーナル データベースより)
なんだろう
★★★☆☆
全部聞いてみての感想は、ヴィジュアル系ロックバンドといった印象しか受けなかった。
流行を入れようとしてるのか分からないが、前からあった良さは少し消えてるように感じた。
勿論このアルバムは、このアルバムで良い点もあるけれど…。
上手いだけ
埃?誇り!
★★★★★
埃にまみれた「カナリヤ」の籠、誇りにまみれるまでひたすら「BRUSH the SCAR LEMON」…。
紀章さんの作詞、飯塚さんの作曲にも、この一枚には一貫したテーマ?みたいなものが、今までのアルバムに比べてあるように感じました。
その上で、色んなタイプの曲がそれぞれ個性を効かせていて、本当に飽きない!
ほとんどシングルカットいけそうなくらい、ハイクオリティで人を引き付ける曲が勢揃いです。 むしろ「どれが新曲?」ってくらい。
それから2ndアルバムで色濃く出ていた、紀章さん独特の歌い方が減ったというか、まとまった気がします。シャウトも減りました。
そういう意味では、色んな人に手放しでおすすめできる一枚。
GR初心者でも入りこみやすいと思います。
これまで色んな表情をみせてくれたGRANRODEO。 私はどんなGRも大好きです。 これからも新しい世界を開拓してくれることを期待して星5つ!
完成型に近付いてる感じ
★★★★★
正直「ネジレタユガミ」も「サマーGT09」も入ってなかった事はショックでした。「ネジレタユガミ」のギターパート好きなのに……。が、それはシングルも余さず買うべしという御託宣だと思い今後より一層ファン道を追及する事にします。そしてその分新曲が聴けたのでよしとします。
その代わりと言うにも贅沢な話ですが、限定版付属のDVDで日比谷・大阪城での野外ツアーが楽しめ、その中でライブで「サマーGT09」の模様が収録されています。この一点だけをとっても限定版での購入をお勧めしたいところです。でもあの振り付けはその場で再現はとても無理です……こちらもDVDで練習してからライブに臨めと言う御託宣だと思いライブデビューに備えたいと思います。(でも今度のツアーは冬だからやらないかなとは思いますが……)DVDのプログラムは 1.opening 2.tRANCE 3.Soul Crazy 4.SUMMERGT09 5.紫炎 6.東西都乱巣雷武夏ノ陣making です。
とは言え、アルバムだけでも十二分に楽しめる完成度です。
インスト「cage」から「カナリア」に至る導入部から再びインスト「point of no return」で〆ているこのアルバム、正に此所まで来たら引き返せないGRANRODEOの世界を堪能出来ます。「point of no return」は前の曲「21st CENTURY LOVERS」のrepriseになっています。このアルバムでは6曲目の「ロンリーファイター」で小芝居が楽しめます。
飯塚氏の曲&アレンジもさることながら、谷山氏の歌詞にも脂がのって来たように思います。
GRANRODEOにハマったのはキャラソンで谷山氏の歌唱に痺れ、検索してみたらesqのサポメンでギターをやられている飯塚氏とのユニットだったので衝動的に「Instinct」を購入したのが切っ掛けでした。すっかりそのロック感にハマってしまっています。ギター超カッコ良い!
谷山氏についても声優・谷山紀章としてよりもヴォーカリスト・KISHOWとしてのウェイトの方が自分の中で大きくなっています。アニメやゲームを観てなくてもキャラソンは谷山氏の名前で買うでしょう。
今後も末永く活動して行って頂きたいユニットです。追いかけ続けるでしょう。
ハッピーな、GRからのプレゼント
★★★★★
アルバムの一曲目(インストを除く)が全体のイメージを表すとすれば、「慟哭の雨」でアニソン色の強い1st、「BLACK OUT」でロック色の強い2nd、そして「カナリヤ」で始まったこの3rdは歌謡曲色がもっとも強い一枚、と言う気がしました。いい意味で。
今回の一押しは「オセロ」。
「うねるような歌い方を意識した」紀章さんのボーカルは非常にエロティック&ダイナミックで、アルバム中唯一攻撃性を感じた曲です。
「DECADENCE」以来の衝撃を感じました。
作詞作曲の二人が迷わず書いた「Passion」は、紀章さんの伸びやかな声と明るいメロディラインに、誰もが笑顔になれる一曲。
もう一曲押すなら「渾身の小芝居」で大爆笑間違い無しの「ロンリーファイター」。
これこそがただのミュージシャンには逆立ちしてもできないGRANRODEOの強力な個性!
ずっとこの路線は続けて欲しいです。
「21st CENTURY LOVERS」は、女の子なら是非とも紀章さんに歌って欲しい!
ドキドキのラブソングです。
前回若干弱いと思った明るいロックは花丸でGOOD♪
バラードは次に期待^_^;という感じです。
今回の新曲はすべて曲先、紀章さんの内面から出たものと言うよりは、曲のイメージを大切にして、聞く人の目線になって書かれた詞が多いと思います。
その分、前の二枚に比べればという意味ですが、非常にバラエティに富んでおり、いろんな人がお気に入りの一曲を見つけられる、GRANRODEOからのプレゼントとも言えるハッピーな一枚となりました。
まだまだ3枚目、方向性が決まったとかは個人的にどうでもいいこと、これからも私たちに進化するGRANRODEOを見せつけて欲しいと思います。
DVD
★★★★★
CDもさることながら、DVDも良かったです!
通常版にしようかなと迷ったけど、こっちにして正解でした。SUMMER GT09が一番好き!
今までのアルバムにくらべ、ロック色が濃いです。
今までの曲調が好きな方はあれ?と感じるかもしれません。私は好きですけどね。