冒頭ページより、岩田イズム満載の「極論」がはじまりです. 1章は「序論:抗菌薬の「極論」的選択 その1」.まずはライプニッツ先生の言葉を拝借し, 「抗菌薬の選び方とは,何ぞや・・・」の講義が進められます. パターン認識を排除した「必然性」のある抗菌薬の選び方を体得してください.
サンプルページ:(1~3ページ目)「メロペン・バンコ・ファンガード」は実臨床で行われる治療である一方, これら最強の組み合わせを使うことを「正当化」するだけの根拠が・・・? 「門前の小僧習わぬ経を読む」のたとえのとおり 岩田先生からの警鐘のキーワードです. ・・・・続きは,本書をご覧ください.
サンプルページ:(47ページ目)ものごとを徹底的に,ラディカルにつきつめて考えると, これまでぼーっとして見逃していたことが, 案外見逃してはいけないことであると気づくことがある(「著者・まえがき」より). 「“抜けばなおる”と誰がいったのか?」 「カテ感染はカテの感染ではない」 カテ感染の「極論」をご堪能ください.
サンプルページ:(86~87ページ目)岩田先生のコラムも必見です! 「マンデル感染症」の著者,マーティン・J・ブレーザーの近著より ピロリ菌に関する非常に興味深い話が・・・・. ブレーザーと著者の思考の深さが,まさに「シンクロ」しています (シリーズ・キャラクター「Organs」より,イチョウ夫人も登場!)
サンプルページ:(98~99ページ目)Dr.岩田の講義はまだまだ続きます・・・・. とにかく「ベイズを実践せよ」 感染症の確定診断には,「感度」と「尤度比」も欠かせません.