いまや大野雄二と言えば『ルパン三世』、そして『ルパン三世』と言えば大野雄二というほどのトレード・マークとなったルパン・ナンバーの数々。本作はそんなお馴染みの楽曲を大野雄二が自身の率いるジャズ・セクステットLupintic Fiveとその周辺ミュージシャンを総動員してニュー・アレンジでセルフ・カヴァーしたアルバムだ。先頃放送された『ルパン三世』テレビ・スペシャルのサントラでありながら秀逸なジャズ・アルバムとしても充分楽しめる。(ADLIB2010年3月号)
極上のルパンナンバーをあなたにも…
★★★★★
期待を良い意味で裏切り続ける、大野雄二。
今回も深い味わいで、聴く度に新しい発見をもたらし、新鮮な気持ちにさせる心躍る見事なアレンジ。
決して原曲の良さをスポイルせずに、さらに大野エッセンスを絶妙な加減で加えてある。
原曲と聴き比べても抜群に楽しいのが、大野サウンド。飽き知らず。
曲によって雰囲気をガラリと変えており、大野雄二の器の広さに驚く。
エゴラッピンの中納良恵とコラボ「笑う太陽」もかなりイケてる!!!
楽曲中で指パッチンしてるのは誰か?! それはあの人だった!!!!!
聴きごたえ抜群の、ファン必聴の1枚。
むしろこれを聴いて、新たにファンが増えること間違いナシ。
とにかく豪華な1枚
★★★★★
はじめCDの説明の演奏者を見た限りでは、ストリングスが無いのかな、ホーンセクションも少なめだな、という印象だったが、そんなことはない。ストリングスもホーンもバッチリ入っていて、超豪華に仕上がっている。
使っている楽器はほぼテレビアニメ新ルパン三世(1977〜1980)と同じなのだが、アレンジの質が飛躍的に向上している!!作曲者でありアレンジャーでありジャズプレイヤーである大野氏の傑作である。
このサントラは、サントラというよりも楽曲として聞いた方が良い。大野氏も語るよう、最近のルパン三世のTVSPサントラは楽曲重視にしておりアニメ本編を見なくてもCDだけで十分楽しめる構成になっている。事実、今回のこのCDでは「マンハッタン・ジョーク」「炎のたからもの」「ZANTETSUKEN」が収録されてはいるがTVSP本編では未使用であり、TVSP本編のオープニングは「THEME FROM LUPIN III '89」だったがこのCDには収録されていないことからも、このCDがアニメとは別離した形で1つの作品として仕上がっていることがうかがい知れる。
このCDに収録されているなかで特に聞いていただきたいのは、1曲目の「Theme From Lupin The Third 2010 〜ルパン三世のテーマ〜」である。今まで数多くのルパン三世のテーマのアレンジを耳にしてきたが、このアレンジは他とはひと味もふた味も違う!!ルパン三世のテーマに年代を入れてアレンジされたものはこれまでのものも傑作であったが、また違った種類の、違ったアプローチによるアレンジが完成している。
このCDは、エンディングテーマを除いて、すべて過去のルパンサウンドのアレンジによって構成されているため、近年発売されているルパンサウンドのなかでは、初心者からマニアな方まで文句抜きに楽しめるものであると感じられる。大野雄二の集大成を聞きたいなら、ぜひ欲しい1枚だ。
また新たな聞き応えです
★★★★☆
今回のアルバムは曲目リストを見れば一目瞭然で、お馴染みのナンバーです。しかし、新たなアプローチ・アレンジで聞き応え十分です。ルパンのテーマを含めこれまでに幾度となくアレンジ違いが発表されてますが、まだまだこんなパターンがあったんだ!! と感激です。大野雄二さんの表現力には脱帽です。
今回は全体的にアクティブというか活きのいい仕上がり具合です。
躍動感に酔いしれるこの一枚!
★★★★★
30年以上前からルパン三世楽曲に携わる、正にアニメ・ルパン三世の世界観を創りあげたとも言える大野雄二さんの新作ルパンCD。 誰もがご存知「Theme From Lupin the Third」や、カリオストロの城で使用された神曲「炎のたからもの」・「サンバ・テンペラード」、他にもルパンファンなら思わずニヤリとしてしまうようなお馴染みの楽曲ラインナップ! そのすべてが今回新しくアレンジされ、またとても躍動感のある素晴らしい曲に仕上がっており、感動でした☆ ルパン楽曲を知らなくとも、純粋にJazzとして楽しめるようなクォリティーの高さ。大野さんの素晴らしさにはいつも脱帽ですね^^ ルパンファンの方は勿論の事、Jazzが好きな方にも、そうでない方にも皆さんにオススメできる一枚です☆ 楽曲の素晴らしさからも、文句無しの☆5個です^^
◎
★★★★★
全ての曲が色々なルパンを感じさせて心地よい。
ルパン三世
★★★★★
オリジナル・サウンドトラック盤が、欲しくて買いました。