現代哲学ラボ 第1号: 入不二基義のあるようにありなるようになるとは?
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「現代哲学ラボ」シリーズ第1号。現代哲学の領域で哲学的な思索を発信している人たちが集い、次世代に哲学を伝える場を作り出す活動の記録を「現代哲学ラボ」として、お届けします。
2015年10月9日に早稲田大学で開催された「運命論を哲学する——あるようにあり、なるようになるとは?」では、入不二基義氏をゲストにお迎えし、森岡正博氏とのディスカッションを行いました。今号は、この時の様子を忠実に再現した、待望の記録です。
哲楽編集部・編
■もくじ
はじめに
あるようにあり、なるようになるとは?
運命論(Fatalism)の主張
運命論を書き換える
因果や神にすべて決定されている?
論理的運命論——ただそれだけでそう決まっている
論理的運命論で用いられる論理
論理的運命論で用いられる時間
論理的運命論で用いられる様相
絶対現実と相対現実の拮抗
森岡正博コメント
ディスカッション
フロアからの質問
時間論・運命論などを考えるようになったきっかけ
人の出会いの偶然と必然について
論理的運命論が一番正統なのか
瞬間どうしは交流しうるのか