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スペクトラム・アナライザ入門―高周波信号解析に役立つ基本操作と応用 (MC BASIC)

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: CQ出版
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横軸は周波数、縦軸は振幅 ★★★★★
見てみたい周波数にピンポイントで合わせて受信電力レベルを観測できる装置がスペクトラム・アナライザです。
一家に一台とはいきませんが(とてもお値段が高いので...)、アンテナや無線通信機器の製造に携わっていればこの豊富な情報が分かり易く書かれた本書はお薦めの一冊です。
多くの操作するボタンや、独特の省略文字『RBW』や『VBW』とはなんぞや?という所から、スペクトラム・アナライザの持っている『周波数に対応した電力の振幅等』の解析する底力を引き出して、自分の手足のように使えるよう導いてくれる分かりやすい本です。この本では、アジレント・テクノロジー株式会社さんの機器を一例として説明してくれています。他のメーカーさんの同等製品も使う際に役に立つ記述形式ですので、技術屋としては嬉しい限りです。本書シリーズの特色として、写真や図面が豊富で、単語の意味も分かりやすく書いてあるので操作理解&原理理解にも最適です。
つい最近のスペクトラム・アナライザは、信号解析を主力として、その一部にスペクトラム解析があるという位置づけに変わりつつあります。アジレントさんやアンリツさん等、各社のフラッグシップ機の名称が『スペクトラム・アナライザ』→『シグナル・アナライザ』に変化している最中なのはそのためです。
趣味でも、仕事でも電波関係者なら役立つ導きの書です。
スペクトラムアナライザー入門 ★★★★★
 念願の測定器、スペクトラムアナライザーをオークで2台購入しましたが、ネットで調べても使い方を書いたページにヒットしないため、本をネツトで探していた所、この本に出会いました。
 私の購入した物とは製品が違いますが、基本的な所は同じです。読むと、トラッキングジェネレーターとか初耳の言葉が出てきました。まだ、測定器は電源入れてだけで、実際に活用していません。
 購入する前に、この本で基本を学ぶ事をお勧めします。入門書と言え、理解に苦しむ所もありますが、じっくり腰を据えて読めば良いと思います。
はじめの一歩に最適な本です。
スペクトラム・アナライザ入門―高周波信号解析に役立つ基本操作と応用 (MC BASIC)
初めてスペアナに触れる方に最良の参考書 ★★★★☆
RF(高周波)の世界で代表的かつ高価な測定器であり、これまでアマチュアには「高嶺の花」だったスペクトラム・アナライザ(以下 スペアナ)が手頃な価格となり入手しやすくなった現在、本書はスペアナに初めて触れるアマチュア、学生さん、社会人の方々に最適な入門書です。

本書で使用されているスペアナは特定メーカの製品ですが、他のメーカの製品でも名称が異なるだけで同様の機能が搭載されているため、全く問題なく、かつ代表的な機能はすべて網羅されているので大変参考になります。

また様々な信号の測定、性能と誤差要因、測定用のアクセサリなども紹介されており、実際の測定にも、とても役立ちます。

スペアナに初めて触れる方、あるいはスペアナに搭載されている様々な機能を活用して、今後、さらに深いRF測定を行いたい方々にも、立ち戻って参照できる必須の参考書であると思います。