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朝には紅顔ありて

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 角川書店
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例えるなら心のサプリメント ★★★★★
別に宗教にかぶれだした訳ではないのですが…

浄土真宗本願寺派の総本山・西本願寺のご門主が書かれた本です。

別に仏教や浄土真宗を宣伝しているわけではなく,現代社会で幸せに生きるためには?という疑問に答えている本です。

押し付けがましさがなく,読んでいると何となく心地よく感じる,不思議な本でした。

変わらない毎日に不安やむなしさを感じている人,一日5分ずつだけ読んでみましょう。得られるものがあるはずです。
この本の意味。 ★★★★★
この本は、現在の浄土真宗 本願寺派の御門主様がお書きになった本であります。まず、内容は理解のしやすさに重点を置かれているように思います。無宗教が増えている日本、今、宗教の本当の立場を明確に表されているように思います。と言いますのも、本来、宗教というものは教えであるけれども支える立場でもあるわけです。世の中の本の中には、これが正解だ!!とばかりにサプライズ中心的な作りが多いものです。ところが、この本はサプライズを用意しているわけではありません。種も裏もありません。素っ裸の状態でお釈迦様がお示しになったように、流れる川のように自然に浸透してゆく。それがこの本の良さです。どの宗教者であっても、これから仏教をと言う方にも、人生に悩んでいる人にも、押し付けの無い書き方に、この本は読みやすさを感じると思います。
ただの面白くないエッセイ集 ★☆☆☆☆
 確かに浄土真宗をやさしく説いているように
思えますが、感動することはなかった。
評判だけで実につまらない本。
この本との縁はいつまでも ★★★★★
先日、祖母を亡くしました。小さいころから凄く可愛がってもらっていて、亡くしたショックは計りしれないものでした。
お経をあげにきて下さったお坊さんに様々な話しを聞きました。

その時はなかなか理解できなく「祖母を戻して」といい歳をして泣きじゃくりました。そして初七日が終わり、やや自分も落ち着きはじめた時にお坊さんが言いたかった事を知りたくて、色々調べているうちにこの本と出会いました。

この本を読んでいるうちに、少しずつだけどお坊さんが私に話して下さった意味を理解できるようになりました。

そして昔祖母が良く私に教えてくれた、人間として大切な事が書いてあり、この本はこれからずっと祖母の思いでとともに大切にしていきたいと思いました。

無宗教の私も・・・ ★★★★★
外国の方が聞くと卒倒しそうですが、全くの無宗教の私。キリスト教系の小中学校に進み、仏教の高校と大学に通ったという、筋金入りの無宗教ですが、この本は宗教的な要素が満載なのにも関わらず、宗教とは関わらないところで、心に染みるものがありました。親鸞上人の話やお説法もたくさんありますが、宗教を超えたところで、今人として、自分自身がどうあるべきかを淡々とといてくれています。9年間キリスト教を学び、7年間仏教を学び、心揺さぶられることなく、かえって「宗教とは何ぞや?」という疑問から「宗教なんていらない」と思っていた私ですが、この本は空気のように、すーっと心の中に素直に入ってきました。やはり人は何かよりどころが必要なのですね。