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わが人生記―青春・政治・野球・大病 (中公新書ラクレ)

価格: ¥798
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:渡邉恒雄/著 出版社名:中央公論新社 シリーズ名:中公新書ラクレ 198 発行年月:2005年11月 関連キーワード:ワガ ジンセイキ セイシユン セイジ ヤキユウ タイビヨウ チユウコウ シンシヨ ラクレ 198 わが じんせいき せいしゆん せいじ やきゆう たいびよう ちゆうこう しんしよ らくれ 198、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622 戦時に送った暗い青春期、若き新聞記者時代の活躍から夫婦の大病の体験まで、波瀾万丈の人生を回想した本書は、政治、マスコミ、プロ野球問題にも筆が及んで、戦後史の貴重な証言となった。 第1章 新聞記者修行第2章 暗かった青春時代(共産党体験が残したもの恩師出隆と『哲学以前』 
対照的な2著! ★★★★★
渡邊恒雄氏の志と、それなりに誠実な魂は、確かに伝わってくる。もう一つ、読売新聞と同種の右派メディア・フジサンケイグループで、労組を結成して懲戒解雇されてまでも抵抗し抜いた論説委員・松沢弘氏の快作「フジサンケイ帝国の内乱」(社会評論社)とあわせて読むと、この国のメディアの真の姿が浮かび上がってくる。
それなりに波瀾万丈 ★★★★★
 戦時中、文化系でも学徒出陣を免れた「特別学生」という制度があったとは知らなかった。ちなみに東大法学部で30人、文学部で5人という狭き門だったらしい(p.13)。ナベツネさんは出陣組でヒドイ目にあったらしく、靖国神社などにも「なんで東条なんかが祀られているところに参拝なんぞする必要がある」という姿勢で好感がもてる。敗戦後、大学に戻り「天皇制打倒」と書いていた共産党のポスターを見て即、入党するが、主体性論争を引き起こして除名されるのというのもなかなか。

 『戦後共産党私記』安東仁兵衛を引用し、後に宮顕によって抜擢される不破元議長に対する初代全学連委員長の武井昭夫(後に除名、映画評論家)のリンチ査問などを振り返るところなどは凄惨。ナベツネは宮本顕治に創価学会と共産党の創共10年協定問題でインタビューすることになり、その場で「オレをスパイとして除名したのは不当だから訂正しろ」と要求したのに対し、宮顕はその場で再調査を約束したが、査問した側のほとんどが宮顕によって除名されていたというのも生々しい。ナベツネは山村工作隊への突撃取材で殺されそうになるなど、けっこう日共とは新聞記者時代も深く関わっているんだな、と思う。小泉首相のやった刺客作戦のオリジナルは、バカヤロー解散の元となった広川派の欠席戦術に対して、親分の広川弘禅氏に対して無名の新人を立候補させ、大金をつぎ込んで落選させ、政治生命を奪ったことに由来するのではないか、というあたりも面白かった。