10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
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世界に600人しかいない、資産10億ドル保有者「ビリオネア」。彼らはなぜ成功したのか。世界的コンサルティング・ファームのPwCが16カ月かけて調査した結果をまとめたのが本書である。
16カ月に及ぶ徹底的な調査の結果、世間が抱いている成功者のイメージは、実態とかけ離れていることがわかった。たとえば、紋切型の起業家といえば、マーク・ザッカーバーグのように「若くして成功した」というイメージを持たれることが多い。しかし、実際そのような人は少数で、ほとんどが長年にわたる試行錯誤を経ている。レッドブルの創業者、ディートリッヒ・マテシッツのように、40歳を過ぎてから成功した人のほうがむしろ多い。ほかにも、「IT長者」「ブルーオーシャンの開拓者」「一発当てた人」「一夜にして成功」などのよくある先入観は、すべて間違いだった。
ビリオネアと普通の人の違いは何か。それは外的な要因ではなく、内面、すなわち「ビリオネア・マインド」にある。具体的には「アイデア」「時間」「行動」「リスク」「仕事相手」に対する考え方が独特なのだ。これら5つの特徴を、豊富な取材量による実例を交えて説明する。