守備の際『タックル・パスカット・ブロック・クリアー』と
キーパーの『パンチング・キャッチ・飛び出す』。
などといった基本コマンドと 選手によって持っている 強力な「必殺技コマンド」があり
一例として翼の場合 「ドライブシュート」「オーバーヘッド」「(岬との)ゴールデンコンビ」「ドライブパス」「ヒールリフト(ドリブル)」で
日向の「タイガ!ーショット」 石崎の「顔面ブロック」 若島津の「三角飛び(セービング)」などもある。
コマンドは ボールを持っていればいつでも 守備はボールを持った選手と接触することで 選択できる
なお 『何処ぞのメーカー』 が出した 『邪道』のコマンド選択サッカーゲームと違って
パスを出す選手(スペース)が 限られていたりとか ドリブルでいける範囲が限られていたりとか
バックパスができないとか イベントを延々と見せられるということが無い
キャラクターは 経験値によってレベルが上がり 負けても前の試合に戻ってやり直すだけなので いつかは勝ち進んでいけるという
初心者にも 優しい設計となっている(無敗で クリアした人を 私は知らない・・・)
『鳥かご』で時間を稼!ぐもよし キーパーをドリブルで抜くもよし スルーの連続でキーパーを倒すのもよし
守備を固めて逃げ切ったり、攻撃陣の体力を回復させるもよし である
また フォーメーションやスタメン(第三パートから)を 自分で決められるので 翼をスイーパーにしたり(裏技でGKにもできる)
原作では役に立たない選手ばかりで 勝ち進んでいったり といろんな遊び方ができる
まさに『ロベルトのサッカーノートの52ページ』の如く 「サッカーは自由だ」という感じです
話は 元祖「キャプテン翼」(後の 原作者の書いた続編と比べて 『無印』と 呼ぶ人も多い)の翼がブラジルに旅立った後のストーリーである
第一パートは 翼がサンパウロFCで リオカップ優勝を目指す
第二パートは 岬が南葛高校?で 冬の国立優勝を目指す
第三パートは 翼がサンパウロで ジャパンカップ優勝を狙う
第四パートは 全日本で 国際大会優勝を目指す
と文章にすると短いが 結構ストーリー(試合数)が長く
魅力的なオリジナルキャラや 必殺シュート 必殺技もあり
ストーリーも きっちり作り込まれている
少なくとも 誰かさんの描いた「WY編」よりは ファンが多く 内容も濃い
逆にいえば このゲームこそが 『キャプテン翼 WY編』以降の不評の原因になっている という「原作者泣かせ」のゲームだろう
唯一問題なのは スコアメモ(パスワード)の記録が 面倒なことである
だがバッテリーバックアップ のように寿命が無いこと(通常5年ほど) と 買ったソフトが「いかれて」も 他のソフ!トでも続きができるので
デジカメあたりに保存できればその方がお勧めだが 目を瞑れる範囲内であろう