ほほえましかったり、悲しかったり、おかしかったり、悔しかったり、何度読んでも楽しめるお話です。出会いと別れの連続で、人生を象徴していると思いました。最後の章はとても印象深く、ほろりとします。船長さんのキャラが最高!子供向けの本なのだけど、普遍性があって、大人にとっても魅力的。読み終わるといつも海の旅に出たくなります。
それぞれの宝物にまつわるお話は一話完結になっているので、好きな章を好きなときに読んでもいい。子供の頃からのお気に入りで、どこに引っ越しても必ず本棚においておく、癒し系の1冊。