どのパターンも日本では見たことがないようなものばかり。
色の組み合わせもとても素敵です。

編み図がまったくなくて、英語で編み方の説明が書いてあるだけなので
できるだろうかとドギマギしましたが、

「一段目　Ａの糸を使って、鎖編み７、
　二段目　長編み１、くさり３を七番目のくさりの中に三回繰り返す。
　　　　　くさり３の三番目のところでつなぐ。
　三段目　・・・」

といった具合に、順番に編んでいったら、ちゃんと形になりました。
心配しなくても大丈夫のようです。

ただ、並太毛糸を５号針で編んだところ、一辺１５センチのモチーフになりました。
日本人の感覚では、これは「でかい！」です。
こんな大きなモチーフをいっぱい編んじゃって大丈夫かな、とちょっと心配です。
それで★ひとつマイナス。

もう最高！トリコです！美しい！すてき！カラフル！編みたい！必死で英語の編み方説明の解読に取り組んでしまいました。（英語でくさり編みのことチェーンステッチっていうんだって、知ってました？）想像力、創造心が刺激される、私の編み物洋書事始の１冊になりました。ああ、何を編もう、つなげて何を作ろう、ワクワクドキドキの日々です。同じ著者で棒針編みの「200 Blocks」の本もあります。

グラフィックデザインの本を見ているかのようで、前の方の言うとおり、本当に見ていて楽しい本です。よくあるタイプのグラニースクウェアはほとんどないといっていいくらい少なく、斬新なデザインのものが多いです。色の組み合わせ方が実に美しい。この解説がグラフィックデザインの基本を踏まえているので、自分でデザインしたい場合に参考になると思いました。すべて同じ面積の四角いモチーフなので、組み合わせも、簡単そうな感じ。端にお勧めの他のパターンとの組み合わせがアドヴァイスされています。きれいな色使いで、この色使いは編み物以外にも、色々と応用ができるのではないかと思いました。編み図がないのは残念ですが、色がきれいだから許します。

キレイです。
200種を超えるパターンがうわーっと並んでいて、楽しいです。

が・・・

取り寄せる前は、「日本とは編み記号が違うかもしれないなぁ」
というところが心配だったのですが、そんなもんじゃありませんでした。
なんと、図面がありません！

でも、サンプル集と思えばいいんです。
組み合わせ方もステキですし。

所詮かぎ針編み、編み方のパターンはそう多くはない。
写真見ながら、英単語をつなぎ合わせて編めなくもない・・・ハズ。

初心者には向かないかもしれませんが、その気にさせてくれる一冊です。
日本ではあまりお目にかかれないパターンが載ってます。
プロっぽいハンドメイド好きの方におすすめします。