前作『引き寄せの法則を信じたくなる話』の続編です。
前作では、思考がどのように現実を引き寄せていくのか、
私たちが思考するとき、何が起こっているのかを
検証しながら、思考の不思議、現実の不思議、
そして私たちの存在の不思議について書きました。
本作では、私たちが引き寄せた現実を受け取る際に、
何が起こっているかについて、書きました。
現実を受け取るという一連の作業の不思議から、
現実の不確かさ、私たちの存在の不明瞭さ、
そして私たちが居なければ
現実は存在しないという不思議について
説明しています。

引き寄せの法則は確かに科学的に証明されていない法則です。
けれど、それを疑うだけの証明も成されていません。
科学的に完璧な説明が付かなくとも、飛行機は空を飛び、
私たちは未だその存在の理由を解明されずとも、
ここに存在しています。
科学で分かっていることは、世界のほんの一握りのことだけなのです。

引き寄せの法則を心から信じることが出来たとき、
人は何でも自由に引き寄せられる状態に至ります。
自分の意思で人生を切り開くことが出来るその状態こそ、
人本来の幸せな状態ではないでしょうか。

本書では、現実がいかに不確かなものか、
そして現実が今すぐに自由に変えられるもので、
見たい現実だけを見ることが出来る
ということを説明しています。

今すぐ幸せになれる人は、
これからどんどん幸せになれる人です。

本書が引き寄せを信じたくなる手助けとなれば、
幸いです。

引き寄せの法則が当たり前となり、
誰もが自らの意思でどんどん幸せになる世界の実現を願って。

猫月 美々