やっと
★★★★★
マルレーネデュマス
この人の本もいくつか出てるけど、どれもこれも、なーんかいまいちだったんだけど、やっと納得のいく内容のものが出た
作品そのものだけじゃあなく、絵のもとになった写真やポラロイドまで載ってて、資料的にもよい
そしてこの手頃な値段!!
デュマスとの出会いは、有名なのかどうなのか知らないまま、雑誌やら何やらで見かけては、うぉー凄い好きだなーと、
思ってたというようなもので、それから数年、東京都現代美術館にて大々的な個展
げ、そんなに有名な人だったんだ、と、自分の見識のなさを再確認した次第でしたが、あの個展は素晴らしかったなぁ
Genetic Longingという絵の前で立ち尽くした
いくらするんだろうなぁ、この絵を一枚、家に置くために、一生働いても良いかもしれない、なんて思った
一生働いても足りないのかもしれないけどさ
退職金で、本当に好きな本物の絵を一枚、どかんと買う、そんなことをしてみたいな
って話が逸れてるけど、所有する、ということを何故か強く意識した絵だった
力とも違う、美とも違う、もっと根源的な、共感じゃあないなぁ、覚えがある、そう、そういうことなんだ、若しくは、全然わからん、
なんなんだろう、そういう感じは
現代のアーティストで誰が好きか、と、聴かれたら、ゲルハルト・リヒターとマルレーネ・デュマス、ウォルフガング・ティルマンスが殿堂です
僕の場合はね