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音声を教える (国際交流基金日本語教授法シリーズ2)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: ひつじ書房
Amazon.co.jpで確認
推薦できる日本語音声の入門書 ★★★★★
音声学会の初心者向けセミナーで推薦されていた本。

とにかく初心者向け、かつ外国人でもわかるように書かれているので、
日本語音声学の入門書として適しているだけでなく、
専門家であっても、日本語音声の知識を整理したり、
音声学の知識を現場の音声教育に結びつけたりするのに役立つ。

特にCDロムに収録されている、日本語調音のMRI動画資料は、
それだけでもこの本の定価分以上の価値がある、非常に貴重な資料。

敢えて難点を挙げるとすると、この本は基本的スタンスとして
日本語音声を"教える"際の実践に強くこだわっているため、
例えば「日本語音声学概論」のような講義でテキストに使う場合には、
外国人学習者の問題点や、音声の具体的な練習方法のような応用の部分が、
概論としては情報過多となる可能性があるかもしれない。
もちろん、現場で日本語音声を教える教師にとっては
こうした部分こそが重要なのであろうが。

いずれにせよ、本書は日本語音声学の定番書として、
今後も広く読まれていく本になると思われる。
まず手に取るべき一冊 ★★★★★
まず、説明が大変わかりやすいと思います。
難しいと思われがちな音声学を、
これほどまで噛み砕いて平易に説明した本は、
これまでなかったのではないかと思います。

内容は、基礎から応用、理論から実践まで、幅広くて網羅的。
日本語の音声については、とりあえずこの一冊があれば、
大抵のことは間に合うでしょう。

特に、この本が売りにしている具体的な発音指導法については、
日本語教師が最も知りたい部分ではないかと思います。
こうした場面をCD-ROMのビデオクリップで実際に見られるので、
経験のない教師でも、イメージを持つことができます。

日本語の音声に興味を持ったら、まずは手に取るべき一冊と言えましょう。