海外で2001年から2002年にかけて、PS2用ソフトとして発売されたFPS『レッドファクション』シリーズがPS3とXbox 360に登場! 時は人類が地球外へと進出を果たした21世紀後半、テラフォーミングによって植民惑星へと変貌を遂げた火星を舞台に、圧政を敷く地球の軍事組織"EDF"とそれに立ち向かう抵抗組織"レッドファクション"との戦いをリアルに描く。開発を担当したのは、箱庭ACTの快作『セインツ・ロウ 2』を手掛けたVolitionスタジオで、同作のようにオープンワールドタイプでゲームが展開。独自の物理エンジン搭載により、地表に存在するあらゆるオブジェクトが破壊可能。また、世界中のプレイヤーが最大16名まで参加できるワールドワイドマルチプレイ機能を搭載している。
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パッチがきてインストールしても良くなった
★★★★☆
去年の9月9日にパッチがきてインストールOKになりました。肝心のゲーム内容ですが、とにかく火星というオープンワールドで、建物等を破壊しまくるゲームです。他にも様々なミッションがあり、一筋縄ではいかないものもあります。ただ難易度設定ができるので、クリアは誰でも出来るんじゃないかと思います。自分はノーマルでやりました。このゲームの長所は、破壊が楽しく、クセになることです。コツコツ、ハンマーで建造物の柱を叩き、あるいはロケランをぶっ放し、あるいはグレネードを投げ、様々な手段で破壊活動にいそしみます。そういう意味では、セインツロウやマーセナリーズに近いものがあります。そういうのが好きな方なら、オススメです。あと、画質もかなり良いです。字幕も素晴らしい。一方このゲームの悪い点は、最初は楽しいが、途中から単調になってくる所です。最初から最後まで、似たようなミッションが続き、マンネリを感じる可能性もあります。あと、やれることが少ない。つまり、遊び要素一切無しです。ただひたすらミッションをやるだけ。悪い点は、そんな感じです。体験版が出てますので、もし気になった方はダウンロードしてみることをオススメします。総合的に見て、100点満点中68点です。
主人公は英雄ではなく、ゲリラ構成員
★★★★☆
(オン未プレイなのでオフのみの内容です)
タイトルにも書いてますが、主人公はゲリラ兵です。
指先一つで敵を吹き飛ばしたり、銃弾を手で払ったりすることはできない普通の人間です。
そして敵は火星全土を支配するEDFなので、普通の人間では到底太刀打ちできません。
なので主人公はゲリラ戦法を用い、強大なEDFの建造物や所有物等を破壊・強奪し
火星から追い出すために立ち向かう事になります。
ゲームを単純に説明すると上記のとおりなのですが
メインとなるゲリラ部分がとてもよくできてると思います。
建造物はちゃんと物理計算がなされていて、構造物の自重に耐えられないような構造になると
ちゃんと倒壊するようになってます。
対象物の構造をきちんと把握すれば、遠距離からRGBで支柱を狙い撃ちして破壊するといった慎重論や
逆に装甲車で構造に突貫する神風特攻論等、色々と方法があり考えるとキリがありません。
倒れるか?みたいな微妙な残り方でも少し時間が経てば自重に耐えられなくなり
倒壊するのはかなり驚きましたし、ゲームとして斬新だと思いました。
(ハンマー一本でここまでぶっ壊せるのはリアルではないですが、まあこれはこれで・・・w)
ただ、難点として
1:中盤までお金た溜めにくいので多種多様ある武器を序盤に購入しにくい
2:低難易度でも敵の攻撃がかなり大きめなので死にやすい
3:舞台が火星だからなのか、車の挙動が少し違和感アリ
があります。
2,3は慣れればどうでもいいのですが、武器の使い道が多種多様なゲームなので
1の部分はどうにかして欲しかったところです。
武器が少ないせいで序盤はできることが少なく「余り楽しくないな」と思いましたので。
(言い方を変えれば序盤を過ぎれば、武器と腕が充実して途端に面白くなる通称スルメゲーです)
同社が発売しているセインツロウシリーズとは随分色々と違う箱庭ゲームですが
「破壊」に極端にこだわった一本。
難点もたしかにありますが、それを含めて一度はプレイしていただきたいゲームです。
あ
同社が好きなイースター等の遊び心満載のネタはこの作品にもありますので
セインツロウ等されてる方は、思わず「ニヤッ」とされませんようにw
スーパーハードが燃えます!
★★★★★
シングルプレイをクリアするとオプションでスーパーハードが難易度として選択できます。攻撃を受けたときのダメージが大きくなるのが特長です。これが面白いです。本当のゲリラ戦を戦う気分になります。
ノーマルではハンマーを振りかざしてのがむしゃら攻撃が通じますが、スーパーハードでは敵の人海戦術の前に力つきます。だから慎重に攻撃ルートを選びましょう。できるだけ視界の開けた高台からステルスで攻撃できないか偵察する所から始めるのです。プランがうまくいくと圧倒的強さを発揮でき爽快です。ナノ・ライフルが特にオススメです。敵に気付かれにくいです。ミサイルでの強襲も有効です。接近戦は最後の手段とするべきです。
もし警戒レベルがオレンジやレッドになれば撤退する勇気も必要です。スーパーハードでは敵に囲まれたり背後をとられたりしたらまずやられてしまいます。だから常に逃げることを考えます。本来ゲリラは敵よりも戦力が少ないのが特長ですが、だから生き残りが大切です。車の位置をしっかり確認して逃げるルートを確保します。
ちゃんとメイソンが乗り物に乗るときにドアを開けたりバーを上げたりする動作をするので感情移入しやすいです。危なくなれば車両に乗り込むYボタンで一時的に無敵になり体力もすぐに回復します。これはスーパーハードではよくお世話になります。車は必需品です。
壊す快感はバッチリです。敵の裏をかくために壁を壊してうまくルートをつくることが大切です。死なないで生き残りにこだわりましょう。面白さ倍増です。本当にリアルで通なゲリラ戦を楽しめます。
オススメのタイトルです。
なかなかに良作
★★★★☆
GTAシリーズのような箱庭世界でのTPSだが、
都市部ではなく、土が見えている凹凸の激しい火星を舞台に
地球防衛軍と戦うゲリラが主人公となっている。
チュートリアルはしっかりしているが、
ゲームのコツやシステムに慣れるのにやや時間がかかるので
ある程度、説明書やゲーム内のハンドブックを読むことを勧める。
破壊をウリにした作品だけにそこへのこだわりは素晴らしく、
単に銃器でドンパチやるだけではなく、ハンマーで直接叩くこともできる。
建物のバランスや強度などが計算されているエンジンらしく、
すべてのパーツを破壊しなくても、主要な柱や強度を保っている壁を破壊すると
自重を支えられなくなって勝手に倒壊する素晴らしい演出。
これが非常に面白く、またわざわざ壁を回り込まなくても
ハンマーで直接壊して侵入できるのも楽。
そのまま爆弾を投げて建物に取り付け、リモコンで爆発させるという、
言葉通りの「破壊活動」を楽しめる。
慣れるまでは主人公の体力表示がわかりにくく、
死にそうになっていることに気付かないこともある。
一般的なFPS・TPSのように画面が赤く染まったり
注意表示が出るようなことがなく、
背景に溶け込む色でゲージが表示されているだけだからだ。
車両に乗る機会は多く、またあちこちに停車しているので
車を探す手間もほとんどかからない。
運転に関しては非常にゲーム寄りなセッティングで
ストレスなく強引な走りができる。
反面、銃による敵の掃討はやや難しめで
少ない弾数の上、敵がかなり連続して押し寄せるので
ある程度、TPS・FPSに慣れた腕を持っているか、
敵となるべく正面から戦わないような工夫が必要になる。
死んでも大きなデメリットはないし、やり直しも簡単だが、
割と序盤からたくさんの敵に囲まれる状況に遭遇するだろう。
マップ上に黄色で表示されるメインミッション以外に
緑で表示される様々なサブミッション、特定のコンテナや鉱床の破壊など
遊び尽くすにはかなりの時間がかかる。
やはり建物の弱そうな部分を考えながら破壊するのは新鮮だし、
爆発系の武器でガンガン壊していくのも最高に気持ちいい。
難易度がやや高めなので、厳しく感じたら
躊躇せずに難易度をカジュアルに下げた方が良い。
初期設定の操作方法がLトリガーを近接攻撃、
右スティック押し込みをズームアップに割り当てたものなので
オプションでこれらが逆になっているパターンにした方が
一般的なTPS・FPSの操作と一致するのでやりやすい。
また、一度破壊した物は基本的に破壊されたままなので
主要道路の橋はなるべく壊さない方が移動に支障が出ない。
全ての物を破壊する楽しさ
★★★☆☆
先日、ストーリーを一通りクリアしたのでレビューしてみます。
ゲーム開始時は正直、武器が充実していないのであまり爽快感はありません。
武器が揃ってくると手当たり次第に破壊できるようになるので楽しくなってきます。
ただし、それぞれに残弾数が設定されているので破壊しまくる、という感じにはなりませんが。
主人公の設定が「ゲリラ」なので、一騎当千プレイはほぼ不可能です。
敵陣に何も考えずに突っ込むと四方から集中砲火されて即死します。
事前にそれなりの戦略を立てないと攻略できません。
この辺が好みの分かれるところかもしれません。
建物等を破壊した時にサルベージポイントなるものが手に入って、それを使って武器を強化するのですが、これがなかなか貯まりません。後半は必要になるポイントも高くなってくるので、少々イライラしてきます。
全体的には人を選ぶゲームですが一つ一つのミッションが短めなので「なんとなくサクッと遊びたいなぁ」という人にはおすすめできると思います。
全く関係ない話になりますが、敵が「EDF(地球防衛軍)」という名称なんですが、「地球防衛軍」シリーズのファンの私は少々複雑な気持ちでした(笑)