地中海の島々の特集ですが、とにかく写真がきれい！お店やホテルの情報も魅力的なものが満載で、全部の島に行きたくなってしまいます。
　ただ、これちょっとかぶってるんですよね。以前購入したフィガロジャポンの特集と。といっても、2007年7月20日号なので、かなり前の雑誌になりますが。なんてったって、表紙の写真が同じ。大文字の特集名も「地中海の島へ」で同じ。色もどちらも黄色でバーンと書かれてます。多分、二つ並べて置いておいたら、間違い探しかと思っちゃうくらいそっくりです。かぶっているのは表紙だけではなく、中の内容も結構同じだったりしまして。さすがにヴォヤージュのほうが載っている場所は多いんですけど、一つの島に対してさいているページについてはフィガロジャポンの特集号と同じですし。なので、2007年の方をお持ちの方には積極的には購入を勧められない感じがします。もちろん、閉店しているお店やホテルがある可能性もあるので、ガイドブックは新しい方がよいことには違いないんですけど、あまりに似てるんですよね。
　ガイドブックだと考えれば改訂版に同じお店が載っていたり、同じ写真が使われていたり、というのはごくごく普通のことですが、フィガロヴォヤージュに関しては見ただけで行きたくなるような美しい写真が大きな魅力であると思うので、同じ場所で、全く同じアングルの写真がぞろぞろ出てくるのにはちょっとがっかり。なので、この雑誌だけで考えたら星5つですが、ちょっと辛口で星3つにしました。
　二冊を比べて違うのは、ヴォヤージュにはシチリア島、リパリ島、リノーサ島、ファヴィニャーナ島が載っていて、サリーナ島が抜けてます（すべてイタリアの島）。特にシチリアは内容が充実していると思うので、こちらに行かれる方にはお勧めです。