10分で読み解く!一流の営業マンになるための財務分析
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法人営業マンが抱える、商品や業界には詳しいがクライアントの経営者が何を悩んでいるかがわからない、というジレンマを解決します。
クライアントの財務諸表を分析し、メッセージを得て仮説を構築し、それを検証することで、その会社の特徴や問題点を明らかにし、問題解決策を提案できるようになります。
細かい指標の計算は必要ありません。大事なことは、財務諸表からメッセージを得て仮説を構築することです。そしてそれをクライアントにぶつけて検証する、その過程で信頼を勝ち取ることがこの本の最終目的です。
【目次】
第1章 財務諸表を分析するメリット
1. 一流の営業マンが財務分析力を求められるワケ
2. クライアントの4象限分析で情報を整理する
3. 財務分析力を武器にして一流の営業マンになる
第2章 財務分析を勉強する方法
1. 簿記は必要か?
2. 簿記は必要か? ふたたび
3. 財務分析ができるようになるには
4. データの比較の仕方
第3章 損益計算書を見よう
1. 損益計算書の成り立ちを理解しよう
2. 営業利益率を計算してみよう
3. メッセージの宝庫!「二期比較」
4. データの比較の仕方
第4章 貸借対照表を見よう
1. 貸借対照表の成り立ちを理解しよう
2. 自己資本比率を計算してみよう
3. 実質自己資本比率について
4. シャープとパナソニック
第5章 これが大事!キャッシュフロー計算書を見よう
1. 貸借対照表の成り立ちを理解しよう
2. 「8パターン」に分類してそれぞれのメッセージを読み解こう
3. 「8パターン」分類で企業の打ち手がわかる!
4. 三菱地所と三井不動産
最後に ビジネスに正解はない。ただし、正しい問い掛けはある
【こんな人にオススメ】
法人営業マン・・・担当商品には詳しくなるが、顧客の経営全般には立ち入れそうにないことにジレンマを抱えている営業マン
数字の苦手な経営者・・・会計や財務に疎く、経理部長の言いなりになってしまう自分に危機感を抱いている経営者
駆け出しの銀行員・証券マン・・・会計の勉強をする必要があるが、無味乾燥でモチベーションがダウンしている方
【著者プロフィール】
著者:大野 潔
1998年に京都大学卒業後、日本興業銀行に入行し、大企業から中堅中小企業をクライアントとした営業を経験。その後、リクルートに入社し、財務・法務領域で大きな資本政策上の課題解決に尽力。時価総額2兆円企業の株式公開という大プロジェクトも経験。
リクルート社内において60回以上のセミナーを実施し、参加人数延べ1000人の実績がある。
2015年秋、独立してコンサルティング活動を開始。財務分析や企業価値などの企業セミナーも実施している。
中小企業診断士、証券アナリスト。