【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:富士重工業株式会社編集委員会/編 出版社名:三樹書房 発行年月:2005年10月 関連キーワード:フジ ジユウコウギヨウ ギジユツ ニンゲンシ スバル オ ウンダ ギジユツシヤタチ ふじ じゆうこうぎよう ぎじゆつ にんげんし すばる お うんだ ぎじゆつしやたち、 ミキ シヨボウ ミキシヨボウ 8075 みき しよぼう みきしよぼう 8075、 ミキ シヨボウ ミキシヨボウ 8075 みき しよぼう みきしよぼう 8075 当時の技術部では、フロントエンジン・フロントドライブの技術開発が困難だと考えていたのであった。そして、それは富士重工のみならず多くの自動車技術者が悩み続けていた現実であった。技術部長の百瀬晋六は、一貫してフロントエンジン・フロントドライブを自分の意見として堅持した。議論になっても、論争になっても、百瀬はいつも冷静になって議論に耳を傾けた。そして、こう言い続け、動じることがなかった。「フロントエン
「幻の本」ついに書店に登場
★★★★☆
初代のカローラと言われても思い出せない人が、スバル1000と聞いて「あ、後ろの席の床が平らだった」と言ったというエピソードがある。スバルの歴史というのは斯様なものなのだろう。
1994年に富士重工業が非売品としてディーラー各拠点や関係者に配布した『スバルを生んだ技術者たち』を商業出版したもの。「てんとう虫」こと360誕生から生産終了まで、そもそもは派生車種だったサンバーの開発、初の本格的FF乗用車スバル1000開発史、計画や試作だけで消えていった車たち……元が社内報の延長のような本だったため、時には「これ、今の労務管理だったら絶対ムリ!」と思うような話(残業手当がカツ丼だったとか)や、最後には社員・関係者に向けたシュプレッヒコールのような文章まで載っていて、それこそ「プロジェクトX」なんぞ消し飛んでしまうような面白さで読ませてくれる。宮城スバルのメカニックたちが試作したスバル1000改造の初の4WD車、作ってエンジンかけてみたら……何が起きたかは読んでからのお楽しみ。
ただ、原著のあとがき(これも収録されている)にも「今後まとめなければならない」とあるワゴンや高性能4WD、ラリー関係など「その後の10年」的な記載は皆無なのが残念。せっかく改めて出版したのであるからその辺りも含めた改訂新版になってくれていたら……というのが10年前に元本を読んだ人間としての正直な感想なので、渋めの評価で☆4つ。
戦後に自動車メーカーになる姿がよく分かる本
★★★★★
元々、富士重工社内で作成された本が元になっているとのこともあって、社内事情まで詳しく書かれています。戦後の復興期の自動車開発の課程やその苦労、時代背景までよく分かり、製品となって発売された車以外にも、市販されることなく開発中止された車についてもしっかり記されています。製品開発に対する技術者の意気込みが伝わってきます。今研究開発している人に是非読んで頂きたいと思われる1冊です。
スバルの歴史前史
★★★★★
スバル1000がいかに生まれたかが良く分かる本です。
テントウムシやサンバーがあったからこそ、FFが生まれ、レオーネからレガシーに続く系譜が生まれる。
技術集団・富士重工業の革新性に驚かされる。