ついに待ちに待った新時代のホラー作家が現れた！ というのは言い過ぎだろうか？
ホラーは短い話が合うと思っているが、本作品はその思いを証明してくれた。
系統としては伊藤潤二に近いが、視覚よりも精神に刺さるホラー描写だと思う。

シリーズ2作目です。

本シリーズの特徴は、得体の知れないモノの登場・常識を越えた展開・純粋に人間の悪意を全面にだした話、などバリエーションの多様なところだと思いました。今作でも前作と変わらないレベルの話を提供してくれました。

話としては良くできているとは思ったのですが、感動系の話が含まれていたことが少し残念に感じました。(スイマセン、でも怖いのが好きなんです・・)

今後も期待しています。