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J.S.バッハインヴェンションとシンフォニア 全音ピアノライブラリー

価格: ¥1,890
カテゴリ: 楽譜
ブランド: 全音楽譜出版社
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作曲家の意思を尊重しつつ、初心者にも配慮された楽譜です。 ★★★★★
この市田版を生徒さんが持ってきた時には、全音ピアノライブラリーのイメージの悪さをくつがえされました。
素晴らしい楽譜です。nenemuさんのレビューに全面的に同意です、詳細はnenemuさんのレビューをお読みください。

2006年の古いレビューで評価の悪い方がいらっしゃいますが、おそらくデザインのそっくりな別の版と混同されての意見かと思います。

こういった楽譜を正しく評価するためにも、不用意に「よくわからないから3つ星」という評価は避けてほしいなあと思います。
最も実用的 ★★★★★
バッハの楽譜として最も信頼できる、ベーレンライター新バッハ全集(原典版)を底本としています。

この本の特徴は、原典版(バッハ自身が書いた部分)と編集の市田儀一郎氏が補った部分が、きちんと区別して書かれていることにあります。
たとえばバッハ自身が書いた数少ないスラーは実線で、市田氏によるスラー解釈は点線で書かれている、というように。
トリル等の装飾音も、バッハは書いていないが市田氏が、前後の流れから判断して補ったほうが望ましい、としている部分は、編集者補記を意味する角カッコ
[ ] で記載されており、原典版の本来の記載が容易に判読できるようになっています。
(カデンツ(終止形)、歌い出しなどの記載は当然、編集によるものです)
原典版に則っているので、速度記号、強弱等はありません。

通常の30曲に加え、装飾音の処理が問題になるシンフォニア5番では、装飾なし版とあり版、装飾音を音符化した譜例を併記。
ほかに巻末に、シンフォニア4,7,9,11,13番に装飾音を付加した、バッハの弟子による異稿を併録しています(これらは原典版にも収録されています)。
専門的に研究するのでなければ、この本があれば原典版を併せて購入する必要はないと思います。

解説もバッハのような多声部作品特有の問題や、表現の注意、楽曲構造分析などについて、多くのページを割いて書かれており、大変参考になります。

それから一番の特徴といえるのが、市田流ともいうべき、アンダーラッピング、オーバーラッピング、変え指、スライドといった、独特の運指です。
特に3声シンフォニアの難所を弾く際には大いに助けになります。
ただしこれは一つの提案で、手の大きめの人には正攻法運指の方が弾きやすい場合もあるかもしれないので、そのような方は他版も併せて参考にした方がよいと思います。
(個人的には、2声に関しては正攻法の方が弾きやすい部分もありました)

なお全音からはツェルニー編、ビショッフ編など、他に編集の異なる、いくつものインヴェンションが出ているので、買い間違えないよう注意が必要です。
これらの編集は残念ながらいま一つです。

各版の比較はリスト マニア「インヴェンション尽くし」に書きましたので、参考までに。
ごめんなさい。 ★★★☆☆
私は音楽全くのド素人で何十年やっても子犬のワルツすらまともに弾けません。
幼稚園から高校まで習っていたけど最後はチェルニー30番終了という信じられない上達の悪さです。
さて本題ですが20年ぶりにピアノ再開して現在40代の女ですが、インベンションをやってます。
楽譜はピンキリです。
去年あたり2番をやりました。2番はご存知の通り難曲で「手が3本あれば別でしょうが」これを仕上げるうちに自信をもちました。

今は英雄ポロネーズを弾ける日本でも数本に入る有名音大出身の先生に師事してもらってます。
これは凄いことです。
そんな凄い先生に習っている私は知的です。

正直言いまして、私はこの楽譜を見ただけですぐさま良し悪しを理解できるほど楽譜を学んだわけでも演奏技術、知識をもっているわけでもありません。

下手糞な私が一言言えるとしたら、全音の楽譜はどれも「無難」だと思います。



偉大な教育者、バッハ ★★☆☆☆
インヴェンションとシンフォニアをやる場合、全音版でも良いですが私はウィーン原典版(赤い楽譜)か輸入版ならヘンレ版をお薦めします。バッハの曲は出版社によって装飾音符やトリルの付け方や場所がかなり違うので、全音版を買うのであれば他の出版社のものと一緒に買うか、解説本を買ってみると参考になります。全音版にも解説が詳しく書いてあると思うのでこの楽譜のみ購入する場合は、注解をよく読みながら練習するのが良いでしょう。
一番おすすめ! ★★★★★
バッハの楽譜の中で一番おすすめです。
市田儀一郎という人は、バッハの平均律の解説書(かなり分厚い)などを書いている人でもあります。
自分は市田儀一郎版とウィーン原典版を持ってますが、
この版があるのでウィーン原典版は使ってません。
譜面自体はウィーン原典版と変わりはありません。
(市田儀一郎版も強弱、スラー、速度記号などは書いてありません)
しかし演奏ノート(解説)がかなり充実しているので迷いなどはありませんでした。
また譜面にカデンツの動きや間、切れ目、歌い出しなどが書いてあり便利です。
装飾音についての説明や運指についての説明も事細かに説明してあります。
(オーバーラッピングやアンダーラッピング、換え指、スライドなど)

カデンツがどうなってるのかも詳しく(譜面上に)書かれているので、
実用研究版でしょう。作曲を勉強してる方とかにもおすすめです。