バッハの楽譜の中で一番おすすめです。
市田儀一郎という人は、バッハの平均律の解説書(かなり分厚い)などを書いている人でもあります。
自分は市田儀一郎版とウィーン原典版を持ってますが、
この版があるのでウィーン原典版は使ってません。
譜面自体はウィーン原典版と変わりはありません。
(市田儀一郎版も強弱、スラー、速度記号などは書いてありません)
しかし演奏ノート(解説)がかなり充実しているので迷いなどはありませんでした。
また譜面にカデンツの動きや間、切れ目、歌い出しなどが書いてあり便利です。
装飾音についての説明や運指についての説明も事細かに説明してあります。
(オーバーラッピングやアンダーラッピング、換え指、スライドなど)
カデンツがどうなってるのかも詳しく(譜面上に)書かれているので、
実用研究版でしょう。作曲を勉強してる方とかにもおすすめです。