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イタリア 小さなまちの底力 (講談社プラスアルファ文庫)

価格: ¥9,064
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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トレヴィーゾに行く気にさせてくれた一冊 ★★★★☆

著者が留学されていたヴェネツィアはもとよりその後30年にわたり研究過程で訪れたイタリアの北から南までの数々の町が、北から南までそこに住む人(いろんな意味での知人)やイベント、多様な広場や建物そして文化を中心に述べられていて町の雰囲気がよくわかる。さらには、イタリアそのものの理解が深まる。
挿絵は彼の研究室の女子学生が描いたものだがなかなか良い。カラーでないのが本当に残念なくらい。
残念‥ ★★☆☆☆
イタリア在住歴の長い著者が建築家としての視点を通して
イタリアのあくまで人間と人間の関係を中心としたヒューマンスケールの街づくりを紹介していく。 
建築だけでなく、イタリア都市に住む生活観、労働観、人生観にも触れ
ミラノ、ローマ等のいわゆる観光都市を足早に廻っただけではわからない
イタリアが描き出されている。

著者のデッサンが多数ちりばめられているのだが、それが写真であればもっと
読者が自分の感性で感じることもできる作品になったと思う。

文章での表現に加えて、さらに自己満足的な自作デッサンとなると 完全に著者の一人称視点作品としてのみ完結してしまうので読者側での広がりがなくなり残念。

イタリアがますます好きになる一冊 ★★★★☆
筆者のいままでのイタリアでの生活や人間関係をとおして
感じ取った「イタリア」を鋭く描いたエッセイ。
人、街、広場など都市空間のすべてがなぜあそこまで調和した空間であるのか、
昔~現代においてどのような動きをしてきたのか初めて知った。
日本も見習うべきところが多いのではないかと思う。

イタリアが何故こんなにも魅力的なのか伝わってくる秀作です。