確かに中盤は翻訳がだらだらしていると感じました。
町に起こる７年に一度の悲劇を阻止しようと集まった６人
ロマンスを含めながら物語は進展していきます。

このパターンも実はサークルトリロジーですでにやってしまった
パターンなので、どうしてもサークルトリロジーをタブついてしまう。
SF的なものよりも犯罪ミステリーのほうがノーラにはあっているような
きがします。

ちょっとホラー的な部分もあるノーラの作品。
初めからゾクゾクさせる少し怖い感じのオープニングで「これは期待できるぞ」とドキドキ。

しかし、途中から少し退屈に。

3部作となっている為か、なんかこの1作目はダラダラ感があって、途中で何度も止めようかと思いました。
ただ最後がやっぱり気になっていたので最後まで読みましたが、結局解決しないまま終了。

なるほど、3部作というだけあって3部作目で謎などが解決されるのね、という感じです。

初めが良い出だしだった為か最後が不発のまま終わってしまったようで、物足りなさが残ります。
3部作にしないで上下刊で出して欲しかったです。