Using Surveys in Language Programs
★★★★★
基本的にはこの本は、同じ著者(J.D.Brown)によるUnderstanding Research in Second Language Learning(1988)と内容が同じである。統計について、χ二乗検定、因子分析まで発展的な内容まで扱っている点が前作品と異なる。また、アンケート、インタビュー、観察などの質的なデータの扱い方も書かれている点が、本作品の最大の特徴となっている。内容が発展的なものまであるが、わかりやすく書かれているので、実証的研究をすすめる上での基本が学べる点では前作品と同様に推薦に値する。