空気を読んではいけない (幻冬舎単行本)
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中学柔道部では補欠だった青木真也が、日本を代表する格闘家になれたのには理由がある。
柔道部時代、特異な寝技を繰り返し指導者から見放されても、自分が納得いくことを貫いた。
プロになって、ファンや主催者から批判されても、いっさい自分を曲げなかった。
大きな結果を出すことは、別に難しいことではない。
空気なんか読まずに、一人で狂えばいいだけだ。
異色格闘家・青木真也の哲学。
◆第1章 人間関係を始末する
幸せな人生を生きるために友達はいらない/凡人は群れてはいけない/「なんだ」と難癖をつけられることで、自分の生き方は鍛えられる/自分の考え方が汚されるから、人と食事に行かないetc…
◆第2章 欲望を整理する
足るを知る/大きな達成をした後も淡々と過ごす/欲望が散らかっている人間は、永遠に何も手にすることができないetc…
◆第3章 怒り、妬み、苦しみ、恐れ。負の感情をコントロールする
「負けろ」「死ね」という言葉を自分のエネルギーに変える/結果さえ出せば、他人はいつでも手のひらを返す/「殺される」恐怖との向き合い方/極限の興奮状態にあるときこそ平均台の上にいるような臆病さを持つetc…
◆第4章 一人で生きていくためのサバイバル能力の養い方
不安定に飛び込む/自分に値札をつける/負けを転がす/大衆と添い寝するetc…
◆第5章 他人の「幸せ」に乗らない
夢を軽々しく口にするのは詐欺と同じである/皆にとって価値のあるものが自分にとっても価値があるとは限らない/一度しかない人生で、世間的な「幸せ」に惑わされている時間はないetc…