文学ムック たべるのがおそい vol.1
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小説と翻訳と短歌を中心にした文学ムック
「たべるのがおそい」はじまります。
わたしたちは誰もが重力というものに支配されています。
「たべるのがおそい」は、その重力を少し弱めてみたいと思っています。
読んでいるあいだ、少し動きやすく、歩きやすい、
それがこの一風変わったタイトルの文学誌の目標です。
西崎憲
※こちらの電子書籍は、リフロー版ではなく、レイアウトが固定されているフィックス版となっております。
【執筆陣】
<巻頭エッセイ>
「文と場所/夢の中の町」 穂村 弘
<創作>
「あひる」 今村 夏子
「バベル・タワー」 円城 塔
「日本のランチあるいは田舎の魔女」 西崎 憲
「静かな夜」 藤野 可織
<翻訳>
「再開」 ケリー・ルース 岸本 佐知子・訳
「コーリング・ユー」 イ・シンジョ 和田 景子・訳
<短歌>
「はばたく、まばたく」 大森 静佳
「桃カルピスと砂肝」 木下 龍也
「ひきのばされた時間の将棋」 堂園 昌彦
「ルカ」 服部 真里子
「東京に素直」 平岡 直子
<特集 本がなければ生きていけない>
「虚構こそ、わが人生」 日下 三蔵
「Dead or alive?」 佐藤 弓生
「楽園」 瀧井 朝世
「ただ本がない生活は想像のむこう側にも思い浮かばず」 米光 一成