symplectic geometry の基礎からDuistermaat-Heckman の定理までについて書かれています。symplectomorphism については初めから丁寧に何度も何度も書かれています。特にmoment map についてはハミルトニアンの一般化であることを重要視しており、構成法についても書かれているので、hamilton vector field, hamiltonian, moment map, symplectic form の関係が分かり易くなっています。principal bundle に作用する群はS^1, T^n に限定して計算の複雑さより概念の理解しやすさを重視して記述されています。各概念の物理的なイメージが書かれているので、物理屋には分かり易いものになっていると思います。Equivariance についてもう少し記述があればもっと良い物になったと思います。