【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:宮本省三/著 出版社名:春秋社 発行年月:2006年01月 関連キーワード:リハビリテ-シヨン ルネサンス ココロ ト ノウ ト シンタイ ノ カイフク ニンチ ウンドウ リヨウホウ ノ チヨウセン りはびりて-しよん るねさんす こころ と のう と しんたい の かいふく にんち うんどう りようほう の ちようせん、 シユンジユウシヤ シユンジユウシヤ 3064 しゆんじゆうしや しゆんじゆうしや 3064、 シユンジユウシヤ シユンジユウシヤ 3064 しゆんじゆうしや しゆんじゆうしや 3064 思うように動かない手足。しかし損傷しているのが脳の神経回路網であるなら、治療のターゲットは「中枢神経系の再生」である-。脳科学、身体の哲学、神経現象学、認知心理学、芸術、オートポイエーシスなど人間の知的・身体的・文化的創造力のすべてを総動員し、運動麻痺を被った心身の回復に挑む、イタリア発「脳を使うリハビリ=認知運動
感想
★★★★★
本書は,人の運動機能の補助を目的として科学技術を開発するために,まず,知っておかなければならい知識が豊富に詰まっており,脳神経と運動の関係性から,時期刺激を中心とした運動機能回復のための工学系技術の事例に至るまで,具体的に分かりやすく解説されています.
内容は,大きく前半部と後半部に分かれており,前半部には主に脳神経と運動の関係性について書かれており,運動の発生に関して,脳の神経の役割と運動意図の発生機序,神経の構造と神経情報伝達,筋肉の収縮する仕組み,筋力と神経信号の関係,筋放電(誘発電位)の発生機序,反射(脊髄反射)と運動の関係性などの基本的な事柄,さらには巧みな運動を支える機能.そして,麻痺により生じる共同運動と呼ばれる筋痙攣など,付随して起こる広範な機能障害の様相について丁寧に詳しく記載されています.
広範部は,運動障害の治療方法について書かれており,筋電バイオフィードバック,CI法,筋肉への電気刺激治療法,日常生活に即した手指のリハビリテーション,脳への磁気刺激治療法,そしてその具体例と続きます.特徴的なのは,バイオフィードバックによる神経の情報伝達や筋肉の運動状態が,まるで目の前で起こっているかのように鮮明に描かれているところです.とても勉強になる事柄が満載されていますので,医用福祉工学を志す学生には,一読されることを薦めたい書物です.
衝撃
★★★★★
ファシリテーションや生体力学が先行する中で、理論的な裏付け、哲学のもとに話が展開されていて、とても衝撃を受けました。認知運動療法に興味のある方は、ぜひこの本から読んでいただきたいです。
分かりやすく、しかも有益
★★★★★
「認知運動療法」の理論と、Practiceがバランスよくまとめられており、最初に読む本としておすすめです。
日本では(アメリカでも)、まだまだ普及していないリハビリテーション手法のようですが、脳の可塑性に注目し、認知の訓練を通して、治療を行うやり方は、患者自身の健康だけでなく、人生の質そのものを変革するものではないかと思いました。理論面では、森岡 周 氏の『認知神経科学入門』同「脳・神経科学入門』がおすすめです。
認知運動療法の入門書
★★★★★
認知運動療法の入門編〜概要を他の治療法を専門とする方にもとっつきやすく書いてくれていると思います。しかし、さすがに手は抜いてません。きっちり最新の脳科学の所見も取り入れた内容となっております。私は、他の協同医書系から出版されている認知運動療法の専門書籍よりもまず、こちらから読む事をお勧めします。少し偏った所はありますが、現在治療に壁が見えたセラピストは必ず読むべし!