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トワイライト (文春文庫)

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:重松清/著 出版社名:文芸春秋 シリーズ名:文春文庫 発行年月:2005年12月 関連キーワード:トワイライト ブンシユン ブンコ とわいらいと ぶんしゆん ぶんこ、 シゲマツ,キヨシ しげまつ,きよし、 ブンゲイ シユンジユウ ブンゲイシユンジユウ 7384 ぶんげい しゆんじゆう ぶんげいしゆんじゆう 7384 小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを開封するために、26年ぶりに母校で再会した同級生たち。夢と希望に満ちていたあのころ、未来が未来として輝いていたあの時代-しかし、大人になった彼らにとって、夢はしょせん夢に終わり、厳しい現実が立ちはだかる。人生の黄昏に生きる彼らの幸せへの問いかけとは。
猫縞庵御坊 ★★★★★
未来の象徴、太陽の塔。希望の象徴、タイムカプセルを開ける。中身が回顧させるものは良い想い出ばかりではない。大人になる過程で捨て去ってきたものは、輝いていた筈の21世紀は。
月夜は本をご一緒に ★★★☆☆
重松清は、同世代小説家だと思っていたけれど、同時代小説家だそうだ、解説者にそのようにコメントさせるこの小説、どんな内容だろうか。

読みました。小学校6年生の時に卒業記念に埋めたタイムカプセルを掘り起こすところから始まるこの物語は、卒業後さまざまな人生を送ってきた
同窓生の皆々が、数十年後に再会することにより、起こる、郷愁やほのかな初恋の思い出、そして、現実での悩みなど、さまざまな視点から、私達同世代の生き様を見事にとらえた題材であった。20数年ぶりに同窓会で小学校時代の友達と再会したばかりの自分は、この本を読んでまるで自分のことかと錯覚するような感じさえ受けた。昔と今の間に数十年という時間があることが切なすぎるのだ。
元祖クロアン堂 総本家 ★★★★☆
うわ、久々に重松のらしいところ読んでしまった。俺等の世代(いや、あと5つぐらい上の世代ならもっと)ドンピシャにはまってしまう痛い中年衝撃小説。ある意味「疾走」よりきついぞ。夢なんて言葉を忘れて、現実を挫折の中で今を生きている中年たちが最早名前がイヤミに聞こえるスラム化しつつあるニュータウンの廃校になった母校に昔埋めたタイムカプセルを掘りに行った結果、過去の自分が現実の自分を苦しめにかかる…。俺たちは21世紀って幸せな世界だと思っていなかったか?そんな21世紀に生きている俺たちって!面白い小説ですが、でもきついぞ。