日本ではあまりなじみがないが、アメリカでは伝統と人気を誇る「マーチング・バンド」の世界を舞台にした青春ストーリー。ドラムの才能が認められたデヴォンは、名門マーチング・バンド部を擁する大学に音楽特待生として入学する。テクニックの高さで頭角を表す彼だが、自信過剰な性格が災いし、部内の結束を乱してしまう。
楽器を持ったままのランニングや「空気イス」など、体育会も真っ青なハードな練習に驚かされる。その一方で、スポーツ競技のハーフタイムで行われる本番のショーが圧巻。チアリーダーの豪快なダンスに、楽器を持ったバンドも華麗なステップを踏む。隣の人のドラムを叩く鮮やかなスティックさばきや、パウダーを乗せたドラムでの妙技が必見だ。主人公デヴォンは傲慢な分、人間くさく感じられ、演じるニック・キャノンも豊かな表情の変化が魅力的。スポーツの醍醐味と、主人公の等身大の成長がうまくミックスされている。(斉藤博昭)
ダダダダダ〜と、パフォーマンスが面白かった!
★★★☆☆
ベイブウ的みどころは、マライア・キャリーの
11歳年下の夫、主人公のニック・キャノンだ!
あのチャーミングな歌姫が、どんな若い男性と
結婚したんだろうと、気になっていたんです〜。
そっちの好奇心も満たしたし、さて、内容は、
音楽ものというよりスポ根ものかと思いました。
今までマーチング・バンドを、意識して見たことが
なかったので、体育会系みたいな練習が意外でした。
才能ある青年が挫折して・・と、ストーリーは
ありがちでしたが、ドラムのリズムがカッコいい!
ダダダダダ〜と、パフォーマンスが面白かったです!
字幕翻訳が実は、、、
★★★★★
この映画は初めてではないでしょうか? マーチングバンドのドラムラインが実はすごい花形であることを題材にしています。高校でDCIのビデオを観て、初めて自分が高校で始めたパーカッションに誇りを持ち、あっという間に高校生活を駆け抜け、その後の人生にも大きな影響を与えたこと。そんな懐かしさを刺激するジャケットでしかもコンビニで980円!即買いました。内容も本当に最高です!ただ、、、もう20回くらい観たとは思いますが、字幕が、、、
翻訳をしている私と、マーチングバンドの経験のある私からは、この字幕担当者は下調べが不十分なまま翻訳をしたのだろうと思ってなりません。大筋はもちろんプロでいらっしゃると思います。
しかしマーチングでドラム・メジャーは、あえて訳せば「指揮者」です。なのに「ドラムの諸君 フィールドは君らのものだ」って、、、走ってるのは5人の指揮者です。「まずは指揮者のお出ましだ!」ぐらいでよかったんじゃないでしょうか?2008年版は修正されてるのでしょうか?さらに笑えるのがAll Americanを「全米」? アメリカでそんなこと言ったら笑われますよ。私の父は全米なの。明らかにヤッツケ仕事ですよね。やっぱ980円だからギャラ安かったのでしょうか?字幕修正せずに値段上げてたら、びっくりですけどね?しかし!!!字幕がそんなんでもすごく楽しめる隠れた名作なので星5つです!字幕は気にせず思いっきりドラムラインの素晴らしさを堪能できますよ!!!ちなみに私の友人でたまたまこのドラムラインの話になったら、やっぱりたまたま観たとのこと。2人とも映画の内容を大絶賛していました!本当におすすめの1枚です(^^)v
DrumLine
★★★★★
アメフトのハ−フタイムショ−ではもう1つの試合が繰り広げられる。
鼓笛隊の名門大学に推薦入学した1人の天才スネアドラマ−の熱い物語。
優勝をかけた最後のDrumLineの演奏は最強です。
サウンドは良い
★★★★☆
ストーリー的に見るところはないが、音楽にのみ注目すれば良い映画。
日本の映画だと「スウィングガールズ」が近いけど、あれは楽曲が楽しいだけで音楽的には普通。でもドラムラインは小粒、大粒が混じったビートの嵐が四方八方から振ってくるので、見ていて(聴いていて?)とても爽快感がある。
サウンドに注目してもう少し述べれば、主人公の担当楽器であるスネアのシーンが多いので、キレがあるビートを再生できるサブウーハーがあると嬉しいかも。マーチングバンドの中にいる感覚も楽しいので、リアスピーカーのボリュームも欲しい。
評点は100点満点で75点。見る人を選ぶ映画だと思うので、「音楽・青春」系を楽しめるのか?自分の感性を確認してから見た方が良いと思います。