頑張る、ということ。
★★★★★
第1巻みたいなノリが続くのかな、と思いながら
読み始めましたが、
この巻でぐっとこの作品が好きになりました。
「頑張る」ということについて、
ちょっと考えさせられました。
頑張ろうと努力できる人は美しい。
でも、一生懸命頑張っても、
仕事は集団の中で頑張らなければならない。
自分ひとりで頑張っているわけではないし、
全てが自分ひとりの努力でどうにかなるものでもない。
「頑張ろう」と、「頑張らなくていいんだよ」
という言葉。
どちらも相手を想っての言葉だけれど、
受け止める人が
頑張りたいと思っているのか、
頑張るのが辛いと思っているのか、
よく相手を理解していなければ
実は使うのは難しい言葉だな、と感じました。