インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

漢文の話 (ちくま学芸文庫)

価格: ¥998
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
Amazon.co.jpで確認
【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:吉川幸次郎/著 出版社名:筑摩書房 シリーズ名:ちくま学芸文庫 ヨ3-4 発行年月:2006年10月 関連キーワード:カンブン ノ ハナシ チクマ ガクゲイ ブンコ ヨ-3-4 かんぶん の はなし ちくま がくげい ぶんこ よ-3-4、 チクマ シヨボウ チクマシヨボウ 4604 ちくま しよぼう ちくましよぼう 4604、 チクマ シヨボウ チクマシヨボウ 4604 ちくま しよぼう ちくましよぼう 4604 江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠、明治の漱石、鴎外、露伴、昭和の荷風、芥川龍之介…、日本人は漢文を愛し、日々の覚えや自らの思いを漢文で記した。また、「論語」「五経」「史記」などの古典は必読の書でもあった。私たちの教養に深く入り込んでいた漢文を歴史的に説き起こし、その由来や美しさ、読む心得や特徴などをわかりやすく解説する。見慣れぬ漢字に臆せず、直感を養い、リズムを重視する-中国文学の碩学が、優れた例文を示し、漢文が本
中国語を学ぶためのヒントがいっぱいです ★★★★★
中国文を読むことにかけて、当代随一の著者による、日本語と中国語の比較の
話である。
漢文は、われわれが高校で学んだ「訓読法」によって、中国語を読む独創的な
方法であるが、われわれ日本人も、中国人のように中国語を読めないわけでは
ない。吉川氏は初期から、学生に、原音で教えてきたのであり、「そうでないと、
詩も文章も、そのパトスにまでわたって把握できないと信ずるからである。」
と言われる。(047ページ)
そして、ご自分の体験に基づいて、漢字の多さに無用の恐れを抱くことはない
こと、また、学習の初期には、一生懸命に字引きを引いたが、その後は、文章
の上下をみつめることに専心すべき、といわれる。
なお、本文では、論語、孟子、史記などの文章が引かれて、中国語の特徴が分析
されるが、特に孟子の第1編2章「梁恵王上」の解説の箇所は、見事である。
(099ページ以下)
文庫本であるが、内容豊富な1冊である。