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Electric Arguments (Dig)

価格: ¥1,673
カテゴリ: CD
ブランド: Ato Records / Red
Amazon.co.jpで確認
重要なお知らせ ★★★★★
この商品はアナログLP2枚組みですが同内容のCD1枚も同梱されていましたよ。
LP内容
side a
1. Nothing Too Much Just Out of Sight
2. Two Magpies
3. Sing the Changes
4. Travelling Light
side b
5. Highway
6. Light from Your Lighthouse
7. Sun Is Shining
8. Dance 'Til We're High
side c
9. Lifelong Passion
10. Is This Love?
11. Lovers in a Dream
side d
12. Universal Here, Everlasting Now
13. Don't Stop Running
CD内容
1. Nothing Too Much Just Out of Sight
2. Two Magpies
3. Sing the Changes
4. Travelling Light
5. Highway
6. Light from Your Lighthouse
7. Sun Is Shining
8. Dance 'Til We're High
9. Lifelong Passion
10. Is This Love?
11. Lovers in a Dream
12. Universal Here, Everlasting Now
13. Don't Stop Running
新作がひたすら待ち遠しい ★★★★☆
香港で購入。円高の影響もあってなんと1000円以下。紙ジャケットで、もちろん美しいブックレット付き。
日本盤との価格差はいまにはじまったことじゃないが、驚きである。

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いい出来だと思う。『ドラヴィングレイン』など問題にならない。あくまでザファイアマンの新作として聴くべきだろうが、マッカートニーファンも満足させるような作品に仕上がっているのだ。
マッカートニー名義の新作がひたすら待ち遠しい罪作りな作品。
星4つは誉め過ぎかも。ソロ名義なら3つかな。
Nod Your Head !! ★★★★★
これまでFiremanのアルバムはポール関係(れっきとしたポール本人のプロジェクトですが・・・)のアルバムということで「義理」で購入してきましたが、1回聴いたきりでしまいっぱなしとなってきました。
しかし本作はポール名義のニューアルバムでリリースすれば良かったのにと思わせるほど[Fireman]の仮面をかぶった[Sir.Paul McCartney]のニュー/ソロ・アルバムです。1曲目からカッコイイ!枯れていません。気に入りました。

アグレッシヴさ加減は老いてますます・・・ってところでしょうか?
この還暦をとっくに越えた人に対して、これからももっと期待してもイイんだ、と確信しました
無自覚な天才 ★★★★★
おみそれしました。今のポールにこれほどの作品がつくれるとは。ここしばらく暗い曲が多かったけど完全にふっきれている。それは1.のツェッペリン風のブルースロックから感じる。
ポール好みの鳥を題材にしたジャジーな2. シングルカットされた勢いを感じる3. ギターリフがカッコイイ5. スワンピーな6. 久しぶりに美メロ炸裂スペクターサウンドの8. 
マジカルミステリーツアーに入っても違和感なさそうな9. 70年代ブリティッシュ・ロックの香りがする13. すべてが聴きどころといっていい。ファイアーマンらしい10. 11. 12.
もコンパクトにまとまって聴きやすい。そのへんをふくめてユースの手腕をきっちり評価して
いいだろう。確かに声の力は衰えてきている。でもそんな事全然気にせず楽しそうにプレイしているポールはとても若々しい。何年ぶりのアルバムとか豪華ゲスト参加とか製作費何億とか
ロック界の大物感がまったくしない。とんでもなく凄い人なのに本人は気づいていない。
いまだに人の評価を気にしていそうだ。そんなに謙虚だから新鮮なアルバムが出来るのだろう。次回作も楽しみに期待してしまうほどの傑作。



またまた新境地を開いた大傑作 ★★★★★
全曲ポールの作詞作曲でボーカルも全曲入っている。ファイアーマン3枚目というより、ユースがプロデューサーに名を連ねたポールのニューアルバムといったところ。

エレクトリック・アンビエント路線の曲も半分くらいあるが、ただの実験ではなくちゃんとアンビエント風味を消化したポップスになっており、お見事という他ない。66歳にしてまたまた新境地を開いてしまった、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』以来の大傑作、21世紀のポールの代表作だと思う。

残り半分の曲は『フレミング・パイ』以来のブルージー路線で、ブルースハープをバリバリ吹いている。マルチプレイヤーのポールが意外にも手を出してなかったのがハーモニカで、今回が初めてかもしれない。いままでソウル寄りの伝統を参照してきたポールが、今作ではストーンズばりにシカゴブルースやデルタブルースぽい音にチャレンジしている。他に(8)のフィルスペクター黄金時代風などバラエティ感を出している。

60年代末のブルースブームに冷やかだったポールが今頃になってブルースにはまるのは、老人のしわがれ声が似合う頃まで取っておいたのかもしれないが、リンダを失ってからのポールの個人的不幸が反映されている感がどうしてもしてしまう。ポールの音楽は本質的にパーソナルなものなのだろう。