題名から、まずは音楽が苦手な人が手に取るのではないでしょうか。
私も明日の授業にでも使えればと、あまり期待せず購入しました。

しかし、中身は単なるネタ本ではありませんでした。
ネタ満載ですが、
意外だったのは

・新学習指導要領
・教授法
・学級経営
・指導案の書き方

等
現場で必要とされる基本的な知識や考え方が網羅されていたことです。
（研修のテキストにも使えそうです。）

ネタ本でありながら、それをどんな意図を持って、いつの時期に、どのように使うのか？
これ１冊で１年間見通しをもって進めるための具体的な方法が分かります。
また、教授法では、自分の授業力アップの視点も参考になりました。
音楽の本でありながら音楽の本にあらず、新任からベテランまで得るものがある贅沢な本です。